水道技術経営情報
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水道周辺の出来事データベース Casebook

ダムによる水源開発


ダムに関する国の政策

  • 【201130】政府・与党、利水ダムを洪水対策に活用できるよう改修した場合、固定資産税を恒久的に非課税とする特例措置を講じる方針。
  • 【200906】国土交通省、災害対応のダム事前放流で、降雨後に元の水位に戻らない場合に利水関係者や電力会社に起こりうる損失について補填する制度を検討。
  • 【130130】政府の2013年度予算案閣議決定。八ツ場ダムや北海道の4ダム等、民主党政権のもとで凍結されていたダム工事関連の予算が盛り込まれる。
  • 【091003】ダム見直し事業の全容が明らかになるにつれ地元の困惑や反発も避けられない状況。高知県では知事が意見表明。埼玉県では知事がダム推進を強調。
  • 【090911】民主党がダム事業の中止を公約に掲げる中で,各地でダム工事をめぐって様々な動き。群馬県の八ッ場ダムではダム事業の中止表明により地元の動揺広がるとの報道。沖縄県の奥間ダムでは水道水利権について撤退表明。秋田県成瀬ダムについては県知事が推進の立場。
  • 【090227】各地で国交省水資源部局のダム負担金ミスが発表される。東北地方整備局、山形県の月山ダムや寒河江ダム等で、ダム負担金を用水企業団から過大に誤徴収していたことが明らかに。誤徴収分はすでに固定資産税の戻しとして自治体に配分済で、返納を要請中とか。また、新潟県では三国川ダムの利用料を南魚沼市から過徴集、ただし同額が市に交付。青森県の浅瀬石川ダム、宮城県の七ケ宿ダム、福島県の上川ダム関連などで同様のミス。
  • 【071220】08年予算の財務省原案が内示され、ダム関係の事業を抱える地域では来年の事業量が話題に。
  • 【070310】総務省,政策評価の総点検結果を提示。北海道旭川市の忠別ダムなどが俎上に。
  • 【050630】国交省が関西地方のダムについて建設中止や規模縮小の方針を打ち出す。
  • 【041206】滋賀県余呉町の丹生ダムや大津市の大戸川ダム,大阪府の余野川ダム,三重県の川上ダム,京都府の天ヶ瀬ダムの事業中の5つのダムについて国交省による中間報告が持たれる。大阪府や阪神水道企業団,奈良県,大阪府箕面市が撤退の方向,京都府や兵庫県西宮市なども一部撤退の検討中,利水者側の見直しが進む。滋賀県知事は治水上どうしても必要なダムであると主張,費用負担面で下流側の応分の負担を要求。三重県知事も治水対策としてのダムの重要性を主張,早期建設にむけた要求。
  • 【020627】国土交通省が全国20箇所でダムの弾力的運用管理試験(洪水調整容量の環境保全目的活用)を開始。
  • 【020422】国土交通省が「水源地域ビジョン策定対策ダム」を30カ所指定。

北海道・東北地方

当別ダム,夕張シューパロダム/北海道

  • 【150901】北海道札幌市や旭川市で自然保護関係の団体が、アメリカのダムを告発した映画「ダムネーション」の上映会を開く。
  • 【150309】北海道夕張市にある夕張シューパロダムが竣工。総事業費1700億円。総貯水容量は4億2700万m3。石狩東部広域水道企業団が2万9600m3/日の水利権を持つほか、かんがい用水、治水、発電用の多目的ダム。
  • 【110731】北海道のサンルダム、平取ダム、当別ダムの3事業について、市民団体が独自の立場をもとにした費用対効果を算出し、水害に対する国の被害額想定は過大であるとして、国の費用対効果算出と逆に「効果なし」との判断を提出。
  • 【051208】北海道当別町の当別ダムの再評価委員会で委員会側は重大な変化なしと結論。委員会は水道需要の大幅な下方修正などで大紛糾とか。
  • 【051025】北海道当別町の当別ダムの事業評価が紛糾中。25日の委員会では結論に至らず。
  • 【081012】北海道下川町のサンルダムの調査にあたって、北海道開発局と自然保護団体との間でつばぜり合い。
  • 【080206】北海道の当別ダムの縮小計画が専門委員会で報告される。ただし工事は継続の見通し。

小川原湖総合開発事業,津軽ダム,世増ダム/青森

  • 【210706】国の重要文化財に指定されている青森県むつ市の、旧大湊水源地水道施設のアーチ式ダムの保存修理工事の様子が報道陣に公開。
  • 【161016】青森県西目屋村で建設が進めてられてきた多目的ダム、津軽ダムの竣工式。
  • 【150918】青森県西目屋村の目屋ダム(灌漑、治水、発電用)、今月末で55年余りの運用終了。新たに弘前市への水道用水、五所川原市への工業用水の供給も行なう津軽ダムの来年度完成に伴い、湖底に沈むことに。
  • 【150309】青森県八戸市の世増ダム中央管理所に、世増ダムに水没した集落のジオラマが展示されることに。
  • 【140829】青森県西目屋村に国が建設している多目的ダム、津軽ダムで本体にコンクリートを流し込む打設の完了式。周辺整備の後、15年度の冬季に試験湛水予定。
  • 【081118】青森県西目屋村で建設中の津軽ダムの本体着工式が開催される。
  • 【031024】青森県南郷村で世増ダムが完成。水道用水としての役割も予定されていたが,受水は2006年以降に先送りの予定とか。
  • 【030728】青森県が磯崎生活貯水池(ダム)の建設を中止。利水予定者の深浦町が撤退したためとか。
  • 【020906】青森県が国の「小川原湖総合開発事業」から撤退することを表明。

黒沢ダム,北本内ダム,簗川ダム,胆沢ダム,入畑ダム,早池峰ダム/岩手

  • 【231116】国土交通省北上川ダム統合管理事務所が岩手県奥州市にある胆沢ダム竣工10年で、同市出身の漫画家吉田戦車氏デザインの「記念ダムカード」を作製し、胆沢ダム管理支所で配布。
  • 【220725】岩手県北上市入畑ダム、31日まで夜間ライトアップ。
  • 【220623】岩手県花巻市早池峰ダムで、小学校の児童を招いた見学会。
  • 【210726】岩手県北上市入畑ダム、8月1日まで夜間ライトアップ。
  • 【210718】岩手県盛岡市、簗川ダムの竣工式。
  • 【201002】岩手県盛岡市と矢巾町の水道用水や水力発電用の簗川ダム(盛岡市)で試験湛水開始。
  • 【131117】岩手県奥州市の胆沢ダムが竣工。水道、治水、かんがい用水、発電用ダム。
  • 【060511】岩手県大船渡市の鷹生ダムで満水実験。
  • 【050930】岩手県盛岡市のダムへの出資金について水道事業管理者の裁量権の範囲内であったとする判決。
  • 【050514】岩手県盛岡市の簗川ダムの建設に出資金を支出した件に関する反対派の訴訟は請求棄却処分。
  • 【040911】岩手県の簗川ダムで,市民団体が住民訴訟。
  • 【040217】岩手県盛岡市に建設中の簗川ダムについて,市が利水計画を縮小する方針。
  • 【001020】岩手県公共事業評価委員会,黒沢ダム(安代町),北本内ダム(北上市)の工事中止を勧告。

七ヶ宿町ダム,釜房ダム/宮城

  • 【230707】宮城県仙台市の水道水の4割を賄う川崎町の釜房ダムで報道機関向けの見学会。23日には一般向けの見学会を行う予定。
  • 【200627】宮城県、洪水対策としてダムの水を事前放流する治水協定を1級水系ダム29箇所の利水関係者と5月末に結んだのに続き、2級水系ダム3箇所の利水関係者と協定締結へ。
  • 【160928】宮城県仙台市の水道水の4割を賄う川崎町にある釜房ダムの管理所専門官の記事。ダムにごみや灯油を捨てに来る人もいるので、水質調査やごみ回収をしたり、台風の事前対策や上陸時に泊まり込んで河川の水位や堤防の状態の監視をしたりしているとのこと。
  • 【160617】宮城県のダム管理事務所ごとに作成していた、ダムの写真と貯水量などのデータをプリントした「みやぎ湖沼めぐりカード」17種類が出揃う。
  • 【140202】宮城県七ケ宿町湯原地区の除雪ボランティア「スノーバスターズ隊」が出動。出動式で町長は「お年寄りへの支援はありがたい。雪は生活では迷惑だが、七ケ宿ダムを通じて仙南・仙塩地区183万人の水道水となる財産でもある。今後も多くの人々の応援活動をお願いしたい」とあいさつ。
  • 【120602】宮城県七ケ宿町の七ケ宿ダム湖で、七ケ宿ダムからの水道水受給自治体で組織する仙南市町水道事業連絡協議会が地元NPOの協力のもとでダム湖周辺のゴミ清掃活動。
  • 【091122】宮城県七ヶ宿町の七ヶ宿町ダムの水没集落の住民が往時を偲ぶ交流会を開催。

真木ダム,成瀬ダム,森吉山ダム,鳥海ダム/秋田

  • 【230621】秋田県由利本荘市で建設中の鳥海ダムについて、佐竹知事が国に建設コストの削減を求める方針を県議会で示す。
  • 【230609】秋田県由利本荘市で建設中の鳥海ダムの建設費増に関して、佐竹知事が現場を視察し、増額の理由を示す詳しい資料の提出を求める。
  • 【230602】秋田県東成瀬村に建設中の成瀬ダムの工事、人材不足や人件費の高騰に対し、作業員が乗らなくても自動で動く技術が備わったブルドーザーなどの重機が24時間稼働。2023年度に工事は9割ほどまで進む見通し。
  • 【230530】秋田県由利本荘市で建設中の鳥海ダムの事業費が、資材価格や人件費の高騰などから、基本計画の倍近くになる見通しに。
  • 【221014】秋田県東成瀬村に建設中の多目的ダム「成瀬ダム」の建設現場。自動運転の7台の重機を使っての作業に必要な人員は、管制室から見守る4人のみ。
  • 【220708】秋田県東成瀬村で建設中の多目的ダムの成瀬ダム、工事の様子を間近で見られる展望広場を設置。
  • 【190905】国土交通省が秋田県由利本荘市に建設を計画している鳥海ダム。1970年の秋田県による予備調査が始まってから49年を経て住民と補償協定を調印、建設に向けた動きが前進。
  • 【120523】秋田県成瀬ダム建設反対の市民団体、ダムの有用性を多面的に検証する連続講座開催。
  • 【120321】秋田県北秋田市の森吉山ダムが完成。治水と利水が目的。
  • 【101126】秋田県東成瀬村の成瀬ダムに反対する市民団体が住民監査請求。需要減少が理由とか。
  • 【091119】秋田県横手市長などが研内に予定されている成瀬ダムについて必要性をアピールする政治活動でパンフを作成配布。
  • 【090711】秋田県東成瀬村に計画中の成瀬ダムについて,行政訴訟の第一回口頭弁論。
  • 【060207】秋田県大仙市,真木ダムの代替案プロジェクトについて了承する考え。
  • 【051213】秋田県大仙市の真木ダムの代替案について住民説明会。
  • 【051130】秋田県大仙市で建設予定であった真木ダムの治水代替案が提示される。取水方法の見直し案についても提示される。
  • 【050222】秋田県議会で真木ダムが議題に。代替水源を玉川にもとめる案については批判的な答弁。
  • 【050201】秋田県の真木ダムが建設中止を決定。国費の環境調査費変換へ。上水原水は工水の転用により確保する方針。住民アンケートでは多くの町でダム必要が50%を超えていた点が今後の焦点か。

月山ダム,綱木川ダム/山形

  • 【200906】山形県、1級河川の最上川、赤川、荒川と2級河川の温海川でダムの事前放流が可能となる協定を、8月までに利水者と締結。
  • 【060325】山形県米沢市の綱木川ダムの導水トンネルのトンネル内湧水の見積もりにずれがあるとして協議会が紛糾。
  • 【031211】山形県米沢市の綱木川ダム建設工事の導水トンネルによる温泉への影響を懸念する声が高まる。
  • 【011221】山形県月山ダムの反対派議員が独自に行ったアンケートを根拠に肌荒れやできもの,おなかをこわした,などの声があったと発言したことが槍玉にあがり,医学的根拠がないなどとして懲罰特別委員会が設置される事態に。

木戸ダム,今出ダム,摺上川ダム/福島

  • 【230801】福島県楢葉町の木戸ダムで、ダム見学のツアー。
  • 【200602】豪雨災害対応で利水ダムでもできるようになった事前放流について、福島県がいわき市水道局などと協定。事前放流をして水が不足した場合、給水車などの対応にかかった費用を県が補填することにしている。
  • 【170406】福島県福島市にある摺上川ダムインフォメーションセンターの来館者が100万人に。
  • 【090221】福島県飯坂町の摺上川ダムからの取水に伴うダム負担金について国が誤徴収、企業団に経管へ。地方整備局に問い合わせた際には控除対象外と指摘されていたとのこと。
  • 【080704】福島県が今出ダムの建設を断念。
  • 【071204】福島県今出ダムについて、県中地域水道用水供給企業団が利水中止を申し入れ。ダム中止の方針も含めて検討へ。
  • 【070531】福島県が石川町内に計画している今出ダムについて,利水事業の継続困難が受水予定自治体から表明される。知事は代替案を検討へ。
  • 【060727】石川町の旧町長が逮捕されたことを受け,福島県石川町の今出ダムから受水する県中地域水道用水供給企業団の企業長を辞するとの観測。当面静観することに。
  • 【060209】福島県石川町の今出ダムの取水配分問題がおおよそ決着。
  • 【060128】福島県石川町の今出ダムをめぐる計画変更問題で,須賀川市側が若干譲歩。見直し案はまとまる方向へ。
  • 【060118】福島県石川町の今出ダムの利水見直し問題を協議する企業団の理事者会が開催されるも,受水量の9割削減と負担軽減をもとめる須賀川市と,負担金の増加につながる他市町村の間で綱引き。妥結の目処はつかず。
  • 【060105】福島県石川町の今出ダムを巡る対立が首長の年始挨拶などをめぐって鮮明化。
  • 【051216】福島県須賀川市で石川町に建設中の今出ダムの大幅縮小をもとめる意見が可決される。
  • 【050723】福島県石川町の今出ダムの利水調整について,須賀川市が計画の大幅見直しを求めたとのこと。首都移転構想の残滓とも。
  • 【011211】福島県が大型公共工事の見なおしに着手。木戸ダム等が対象に。

関東地方

倉渕ダム,戸倉ダム,八ッ場ダム,増田川ダム/群馬

  • 【230528】八ッ場ダムの必要性について、群馬県と東京都の日最大水量減少予測等から疑問視する記事。
  • 【220528】群馬県長野原町で八ツ場ダムの完成を祝う記念行事。
  • 【200928】群馬県長野原町にある八ッ場ダム、8月20日から9月3日まで利水のための用水補給を行なう。台風12号接近時には、少しだけ事前に貯水位を下げる放流。
  • 【200311】国土交通省関東地方整備局は10日、建設中の群馬県の八ツ場ダムの水をためて安全性を確認する試験湛水が9日終了し、31日に完成すると発表。ダム機能が発揮できる状況が整ったことから、本格運用に向けて水をためる「貯留」を10日に開始、4月1日から利用を開始。
  • 【191001】来年3月末に完成予定の八ツ場ダム(群馬県長野原町)で試験湛水が開始。
  • 【150909】群馬県長野原町の八ッ場ダム建設反対の千葉県の住民らが事業への県に負担金支出差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁が上告棄却。「水の需要が将来増えるとした県の予測に不合理な点はない」等地裁が判断した裁判が確定。
  • 【141226】群馬県、増田川ダム事業継続の是非を判断する第2回「検討の場」で、治水や利水について、安中市と高崎市に「増田川ダムによらない対策案が優れる」との検討結果を提示。両市はこれをおおむね受け入れ事業は中止の方向に。今後、パブリックコメントを経て、最終決定がされる見通し。
  • 【130424】国土交通省関東地方整備局、利根川水系の河川整備計画案に八ツ場ダムの建設を明記。
  • 【130329】群馬県八ツ場ダム建設負担金の差し止めを建設反対派が求めた訴訟で請求を退ける二審判決。東京高裁が利水・治水上の有用性を認定した1審判決を支持。
  • 【120218】群馬県、高崎市、安中市の三者が増田川ダム(安中市)事業継続の是非について会合。治水・利水について建設継続と中止代替案の比較検討。
  • 【111101】群馬県八ッ場ダム、国交省関東地整の検証報告書案が、利水、治水、費用対効果の点で反対派を納得される内容になっておらず、建設推進派との溝は埋まらないまま。
  • 【111019】群馬県の八ツ場ダムの建設を有利とした関東地整の検証について、代替え案が高コストになるとの試算で、需要の伸びの想定に市民団体から疑問が呈される。
  • 【110929】群馬県安中市長、県が市内に計画している増田川ダムの建設について「(水需要予想として)市が要望した日量5千トンが担保されるのであれば(事業凍結を)受け入れることもあるかもしれない」と表明。
  • 【090902】民主党が政権を担当することになり、公約で明確に中止を表明された八ッ場ダムの扱いが焦点に。3日には国交省が入札延期。
  • 【090702】民主党が総選挙をにらんでのマニュフェストの方針を固める。川辺川,八ツ場の両ダムが中止対象に。
  • 【090627】群馬県の前橋地方裁判所,八ツ場ダムの支出差し止めの住民訴訟を退ける。
  • 【090512】群馬県の八ッ場ダムの建設に関する住民訴訟で原告前面敗訴、差し止め請求却下の地裁判決。
  • 【090327】千葉県知事選挙で八ッ場ダムの建設の是非が争点に。
  • 【090227】群馬県の増田川ダムについて。中止も視野にいれた再評価を実施することに。構成団体の富岡市の撤退の方針を受けて。
  • 【060304】群馬県松井田町に建設中の増田川ダムについて,住民団体が建設計画中止に向けて要望書を提出。
  • 【041122】群馬県で建設中の八ッ場ダムの差し止め訴訟が東京都内でも起こされる。
  • 【041104】群馬県で建設中の八ッ場ダムについて,住民団体による負担金支出差し止めの訴訟。
  • 【041006】群馬県の八ッ場ダムの差し止めを求めた住民監査請求が却下される。
  • 【040910】群馬県の八ッ場ダムについて,市民団体が住民監査請求,訴訟等の動きが活発化。
  • 【040415】群馬県片品村の戸倉ダムについて,中止の方針に関する地元説明会。
  • 【040206】茨城県が,群馬県に建設中の八場ダム,湯西川ダムの事業費倍増建設計画を受け入れへ。県では受け入れ水量の削減を行ったとのこと。
  • 【031216】戸倉ダムの中止を水資源開発機構が決定。財務省も中止を発表。地元側では反発も。12月24日現地調査,地元からはダムの代償として行われる地元対策事業継続を求める声。
  • 【031212】水資源開発機構(旧水資源開発公団)が建設中の群馬県戸倉ダムについて,埼玉県が6日までに撤退の意向を示す。これをきっかけに東京都,千葉県も撤退の方針を表明。
  • 【031203】群馬県知事,倉渕村の倉渕ダムについて着手を見合わせ,凍結の方針を明かに。(ここでもトリ様のご降臨が発見されている模様。)
  • 【031118】国交省,群馬県長野原長の八ッ場ダムの総事業費が2110億円から4600億円に,栃木県栗山村の湯西川ダムが880億円から1840億円に引き上げの方針,意見紹介。各県に波紋。
  • 【031030】群馬県の倉渕ダムについて,市民団体による公開質問状に対し,知事側が建設が有利と判断した旨回答。
  • 【030322】群馬県倉淵ダムの自主的再評価委員会の中間報告会で,治水対策計画の根拠が希薄との発表。
  • 【021113】群馬県の増田川ダムで,需要減やオオタカなど希少動物の生息を根拠に建設中止を申し入れ。
  • 【020713】群馬県の倉渕ダムについて高崎市がアンケート,8割の賛成を得る。
  • 【020411】群馬県の倉渕ダムの公文書が差し替えられ,詳細な算出根拠が削除された件で県が釈明の記者会見。
  • 【020124】群馬県の戸倉ダムについて,アクセス道路の建設に対してクマタカへの配慮を求める意見書が扇大臣より提出される。
  • 【010922】群馬県の倉渕ダムについて市民グループが反対運動の集会を開催。

南摩ダム,東大芦川ダム,湯西川ダム/栃木

  • 【201029】国土交通省と水資源機構、栃木県鹿沼市に建設予定の南摩ダム(治水・利水)の本体工事に年内に着手。
  • 【160506】栃木県鹿沼市の南摩ダム計画の検証。県が国交省に出した報告書の、ダムを必要とする理由に「県南地域において、将来にわたり安全な水道水の安定供給を確保するため、現状で100%地下水に依存している市町を含め、水源の表流水への一部転換をする」とあり、国会で「ダムを造るためにムリヤリつけた理由じゃないか」と追及。
  • 【130228】新聞に栃木県日光市栗山地区の湯西川ダム建設に伴う歴史を紹介する記事が掲載される。
  • 【121007】栃木県日光市の湯西川ダム完成。洪水調整と水道水の供給を担うが、地元対策などの調整が遅れもあって予備調査開始から40年経過、基本計画では9900万立方メートルだった総貯水量は水需要予測の減少などで7500万立方メートルに縮小。
  • 【041217】栃木県と鹿沼市が東大芦川ダムの中止で細目を詰めて合意。
  • 【041026】栃木県の県営東大芦川ダムの中止代替案について,意見の相違が鮮明化。
  • 【040331】栃木県宇都宮市の外部監査法人が監査報告書を市に提出。湯西川ダムの利水量の再検討を盛り込む。
  • 【030730】栃木県知事が東大芦川ダムの建設中止を表明。利水予定者の鹿沼市は別のダムから利水を受ける予定とのこと。
  • 【030618】栃木県鹿沼市で東大芦川ダムの建設是非を巡って論戦。知事が具体的代替案を示し,事実上の中止発言と受け止められる。
  • 【020606】栃木県鹿沼市で東大芦川ダムの建設にかかわる地下水調査結果の一部が公表されていなかったとして,ダム反対派が反発。
  • 【011217】栃木県の思川開発事業で,南摩ダムで補償協定が締結される。
  • 【011010】第4回思川開発事業検討会にて,ダム計画貯水量を当初の約半分の5,100万m3に縮小。

大谷原川ダム,楮川ダム/茨城

  • 【190606】茨城県楮川ダム(こうぞがわ)の市制施行130年記念限定「ダムカード」の配布が6月1日、水戸の浄水管理事務所(水戸市田野町)で開始。5000枚限定のところすでに500枚以上が配布される。
  • 【021018】茨城県の公共事業再評価委員会が大谷和原ダムの候補地を視察。村長がダム建設にこだわらない姿勢を示したことから代替水源を求める方向性が事実上固まったとのこと。
  • 【020803】茨城県の大谷原川ダムの計画が国庫補助事業に採択されてから9年で見直されることに。必要な地盤強度をもつダムサイトが得られないためとのこと。

滝沢ダム/千葉

  • 【180528】埼玉県秩父市大滝の滝沢ダムで27日、計画規模を超える大洪水時に放流量を調節する「非常用洪水吐きゲート」の点検放流。今年は貯水位が高かったために実施され、同ゲートの点検放流は2008年4月のダム管理開始以降で4年ぶり2度目。

大多喜ダム/千葉

  • 【110305】千葉県大多喜町の大多喜ダムが建設中止へ。水需要が想定ほど伸びず南房総水道企業団の撤退も。

小河内ダム/東京

  • 【210929】東京都奥多摩町にある、小河内ダム建設のための東京都水道局小河内線の廃線跡の記事。運行期間中に路線での土砂崩壊・落石は148件で、うち1件は6人が死亡する事故。
  • 【201010】小河内ダム(東京都奥多摩町)で、台風14号の大雨警戒の事前放流。

    宮ケ瀬ダム,相模ダム,相模大堰,城山ダム/神奈川

    • 【200817】神奈川県、相模原市にある城山ダムについて、水道事業者などの利水関係者の同意を得て、洪水対策の事前放流を導入。
    • 【170915】昨年度見学客約7万5千人が訪れる人気スポットとなった、神奈川県相模原市、愛川町、清川村にまたがる宮ケ瀬ダム。昨年度町民を対象に試行した、白色ライトで照らす「ナイト放流」で6割の参加者がまた見たいと回答したことから、今年は一般対象にさまざまな色彩でライトアップした「ナイト放流」を行なうことに。
    • 【170108】神奈川県相模原市の相模ダムが完成から70年を迎え大規模改修することに。工期約15年、総工費約200億円を見込む。
    • 【160617】新聞社がダムを専門家に選んでもらった「夏に行きたい観光ダム、ベスト10」。1位は都心から近く水量も豊富で施設や公園も充実している等の理由で、神奈川県相模原市、愛川町、清川村に跨る宮ケ瀬ダムが選ばれる。
    • 【150530】神奈川県相模原市、愛川町、清川村に跨る宮ケ瀬ダム、ダム湖に想定の倍以上のペースで土砂の堆積が進む。ダム管理事務所は、今後の浚渫方法や頻度を検討するための試験的土砂搬出事業に、6月より着手。
    • 【010228】神奈川県内広域水道企業団の取水堰である相模大堰について,環境保護団体が公金支出指しとめを求めた裁判で棄却の判決。原告控訴。

    中部地方

    大多喜ダム,三国川ダム,正善寺ダム/新潟

    • 【230731】新潟県柏崎市、水道水源のダム湖に深さが異なることで水温が異なる取水口。夏に使用する、いちばん深くて水温の低い取水口により、水道の温度は20度。
    • 【230721】新潟県上越市の正善寺ダムで見学ツアー。
    • 【220719】新潟県南魚沼市の三国川ダムで、中学生対象の見学会。
    • 【110221】新潟県柏崎市のダム改良工事で違算2000万円超過、局長ら3名が懲戒処分。

    宇奈月ダム/富山

    • 【160815】国土交通省黒部河川事務所、富山県黒部市にある宇奈月ダムの完成15周年記念の見学会の参加者募集。

    久谷ダム,手取川/石川

    • 【050825】石川県山中町で建設されていた久谷ダムが完成。
    • 【230318】石川県白山市の手取川河口に大量の土砂が堆積し、美川漁港の航路を塞ぐ。市は原因として、手取川ダムの水が水道水や工業用水に利用され、川の水流が弱まっていることを挙げる。

    足羽川ダム,浄土寺川ダム,大津呂ダム,河内川ダム/福井

    • 【161028】福井県若狭町で多目的ダム河内川ダム、コンクリート打設の3分の2が完了。2019年5月の完成を目指し建設中。
    • 【120524】福井県おおい町に、治水、利水を目的とした大津呂ダム完成。最大貯水量48万5000立方メートル。利水約26万トン(うち水道4万トン)で、水道利用人口は約1300世帯約3600人。
    • 【080606】福井県勝山市の浄土寺川ダムが完成。
    • 【010908】福井県と福井市が,循環利用により工水の,少子化や節水により上水の利用が伸びないとして,足羽川ダムからの利水を取りやめへ。国土交通省はダム計画に大きな影響はないと表明。11月16日,ダムサイトとしての適正評価と工法に関する代替案に問題がないとの結果が発表される。02年4月17日,水道と工水の利水取りやめに伴い策定が遅れていた福井県の足羽川ダムの今年度の計画が公表される。

    笹子ダム,琴川ダム/山梨

    • 【080527】入札時に低価格入札になり県が24時間体制で監視するなど波紋もあった山梨県山梨市の琴川ダムが完成。同ダムを水源とする浄水場も運営を開始したが、これを受けて受水する山梨市、甲州市は値上げ、笛吹市も検討中。甲州市では市民懇談会で不満意見も。
    • 【011214】山梨県の大月市長が笹子ダムの推進について慎重な姿勢を示す。県の評価委員会は事業継続を判断。簡易水道組合5組合のうち1組合が反対している。21日,笹子ダムの建設中止が表明される。水道利用者の減少などが主な理由。02年1月12日,山梨県の笹子ダムの事業評価で,事業の中止やむなしとの意見がまとまり,22日付けで山梨県知事が中止を正式決定。3月28日,ダムの建設中止を受けて協定を解除,今後の水道整備などに注力する方針に。

    脱ダム宣言/長野

    • 【111107】長良川河口堰の愛知県の専門委員会、堰開門調査を5年以上実施するよう県に求める報告書を決定。実施の場合、堰から水道水や工業用水が取水できなくなるため、県に代替水源への切り替えや水需要・供給計画の再検討を率先して行うよう求める。
    • 【041110】長野県佐久町の余地ダムが完成。これで,脱ダム宣言以来の最後のダムが完成したことになるとか。
    • 【041006】長野県本城村に県の小仁熊ダムが完成。調査開始から20年が経過...まあ早い方かも。
    • 【030913】長野県が9月補正予算案を提出。ダム中止を受けた治水対策事業,水源確保事業などで予算計上。
    • 【030530】長野県治水・利水ダム等検討委員会が29回目の会合。諮問された9箇所の河川のうちすでに7箇所がすべてダム無し案で答申されることに。
    • 【030130】長野県の治水・利水ダム等検討委員会黒沢川部会が開催され,治水,利水を中心とするダム無し案を採択。ダム無し案の方が水道料金は上がるとのことだが果たして。
    • 【020923】長野県田中知事の解任騒動のきっかけとなった県営浅川ダムの契約解除を通知。
    • 【020918】長野県で治水・利水・ダム等検討委員会が開催。
    • 【020905】長野県の市町村長でつくる市町村会が大会を開催,水道水源ダムなども俎上に。
    • 【011101】長野県で,県治水・利水ダム等検討委員会の応募が〆切。流域5市町から参加も対応は分かれる。
    • 【010715】長野県豊科町の安曇野スイス村で,田中知事とともに公共事業のあり方を考える対話集会。
    • 【010418】長野県知事,脱ダム宣言後初めて予定地の視察を開始。
    • 【000901】長野県長野市の浅川ダムで反対派が住民訴訟。地すべりの危険や洪水対策,水道用水などダム建設の根拠が争点。

    太田川ダム,青野大師ダム/静岡

    • 【230922】静岡県南伊豆町の青野大師ダムで小学生に、水の大切さやダムの仕組み・役割を学ぶダム教室開催。
    • 【230913】静岡県南伊豆町の青野大師ダムで、地元の小学生たちを招いた特別教室。
    • 【230803】静岡県森町太田川ダムで、5日に見学会開催。
    • 【090718】静岡県森町の太田川ダムをめぐり,ダムに多数のひび割れなどがあるとして,住民団体など3団体が知事に安全対策の実施を要望。
    • 【041228】静岡県森町の太田川ダムについて,浜松市の市委員会が渇水時のリスク回避を視野に受水の方針を決定。
    • 【041209】静岡県森町の太田川ダムの受水計画に関連して受水者である浜松市などが水需要の予測を見直し,渇水時や井戸減退を見越してダムは確保しておくべきとの結論を提示。
    • 【041022】静岡県磐田市で,太田川ダムの需要想定に市長が懸念。
    • 【031024】静岡県森町の太田川ダム建設を巡り,市民団体が受水の見直しを求める要望書を提出。
    • 【021205】静岡県の太田川ダムの取水に反対する市民団体の公開質問状に対し,県が回答をHPにて公開。
    • 【021030】静岡県の太田川ダムが起工。

    徳山ダム,丹生川ダム,阿木川ダム/岐阜

    • 【230112】岐阜県中津川市、恵那市にまたがる阿木川ダムで、普段送水に使っている取水塔から地下トンネルのルートが工事のため、出水期以外では珍しい洪水調整用ゲートからの利水放流。
    • 【140724】岐阜県揖斐川町の徳山ダムの水を、渇水時に長良川、木曽川に流す木曽川水系連絡導水路を、愛知県の住民グループが不要として県の事業負担金約318億円の支出差し止めを求めた裁判で、名古屋地裁は、「事業計画に看過し得ない瑕疵はない」と住民側の請求棄却。住民グループは「不当判決。控訴する」とコメント。
    • 【131010】岐阜県高山市の丹生川ダム、経産省のグッドデザイン賞受賞。
    • 【120525】岐阜県高山市の多目的ダム、丹生川ダムの完成記念式典。日量350立方メートルの取水が可能で、高山市丹生川町南西地区の水道水として利用される。
    • 【111022】岐阜県高山市丹生川町の丹生川ダムで試験湛水始まる。完成後、丹生川町南西地区の水道用水として日量350立方メートルの取水をする予定。
    • 【090714】岐阜県揖斐川町の徳山ダムの導水路をめぐる名古屋市長の撤退表明について,有識者会議の開催が決まる。
    • 【090324】岐阜県揖斐川町の徳山ダムについて、導水路建設の見通しが明らかになる。
    • 【080113】岐阜県の徳山ダムが完成へ。
    • 【060831】岐阜県揖斐川町に建設中の徳山ダムの建設差し止め訴訟について,高裁が岐阜地裁の判断を支持する2審判決。
    • 【060706】岐阜県揖斐川町の徳山ダムを巡る訴訟で原告敗訴の判決。ダムは長期的先行的に開発を進めることが必要,近年の水需要の停滞をもって余剰とするは早計との判断。
    • 【040325】岐阜県の徳山ダムの利水量について,岐阜県に続き名古屋市も削減の方向。議会で激しい応酬。
    • 【040309】岐阜県に建設中の徳山ダムについて,県は利水5m3/secの半分を返上する方針。名古屋市議会などでも利水の是非について審議。
    • 【040216】愛知県が岐阜県に建設中の徳山ダムの利水量を半分程度返上する方針。ただし,治水分の負担がありむしろ負担配分が増える可能性もあるとか。
    • 【031227】徳山ダムの推進行政訴訟,建設反対派の全面敗訴で判決。当時の判断については違法性はないとしながらも,水需要の見直しや費用負担の問題についても指摘する内容。
    • 【030829】岐阜県の徳山ダムについて,市民団体が事業中止の申し入れ。
    • 【020829】大垣市の市民団体が岐阜県藤橋村の徳山ダムの中止に向けて説明を求める。
    • 【020107】岐阜県大垣市の市民団体が徳山ダムに関連する公開質問状を関係1市13町に郵送。同5月,岐阜県の徳山ダムの建設反対派が反対の態度表明を求める要望活動。

    設楽ダム/愛知

    • 【220528】愛知県設楽町で進む、利水・治水用のダム、設楽ダムの建設計画。2026年度工期だったが、工事用道路に沿った法面の地すべり対策等で2034年度工期となり、総事業費も約2400億円の計画が約3200億円に増加。

    長良川河口堰等/愛知,三重

    • 【211216】三重県伊賀市で建設中の川上ダムで、試験湛水が始まる。
    • 【140512】愛知県設楽町の「設楽ダム」の建設費の一部を県が負担するのを、反対派住民グループが負担金の支出差し止めを訴えた上告審で、最高裁が住民側の上告を棄却する決定。
    • 【130617】愛知県、小学生(4年生以上)とその家族を対象に、「夏休みに親子で水道の故郷へ行こう」と銘打ったダム見学ツアーを募集。
    • 【130522】三重県伊賀市市長に、地元住民でつくる青山住民自治地区連合会が、川上ダムの「利水、治水の問題を十分検討してほしい」と、早期着工を求める要望書を提出。
    • 【130424】愛知県設楽町に国が計画している設楽ダムについて、「水需要がなく、ダム建設は必要ない」として住民グループが県の負担金の支出差し止めを求めた高裁裁判、水道用水や農業用水の需要想定、ダムの治水機能の効果について、「計画が合理性を欠くとは言えない」として控訴棄却。住民グループは上告する方針。
    • 【130405】「三重県伊賀市の川上ダムに関する検証・検討委員会」が治水・利水計画の検討結果をまとめた上申書を市長に提出。伊賀市水道事業基本計画について、現実の人口や給水量と計画が懸け離れているとして「計画の見直しを早期に、かつ緻密に行う必要がある」と主張。
    • 【130302】三重県伊賀市の本体未着工の川上ダムの代替えとして名張市の青蓮寺ダムから導水する代替案について、名張市は国交省近畿地方整備局に「伊賀市に譲渡できる余剰水源はない」と伝える。
    • 【130215】三重県伊賀市、民主党政権のダム事業見直しで、本体未着工となった川上ダムの必要性を検討する「川上ダムに関する検証・検討委」の初会合を開く。委員長は「国の議論でなく、伊賀市にとっての治水利水を検討する。」と呼びかける。
    • 【121223】大阪府広域水道企業団や京都府、水需要減で淀川水系の4つのダムで1850万m3以上の水が余り、治水に使えると国交省近畿地方整備局に申し出。同水系の川上ダム(三重県伊賀市)の見直しにも影響の可能性。
    • 【120413】愛知県、長良川河口堰の開門調査に関する県庁内検討チームの初会議開催。知多半島の水源の切り替え、水道水の安定供給と渇水リスクの見直し、工業水道・上水道企業会計適正化、節水の呼びかけ、農業用水の取水・使用実態の調査について協議する方針。
    • 【120124】愛知県知事、長良川河口堰の開門調査に関する県の検証プロジェクトチームの最終報告書を受け、国交省に県との合同会議設置を働きかける意向を表明。一方、県庁内に実務者レベルのPTを設け県単独でできる取り組みの検討を始める方針。 三重県、岐阜県とは「必要な場合に両県へ声掛けしたい」と述べるにとどめる。
    • 【120118】長良川河口堰の開門調査の是非を検討する愛知県のプロジェクトチーム、県と国交省との合同有識者会議の設置や水需給計画の見直しなどを提言する一方、下部組織の専門委員会が提言した「5年以上の開門調査」の是非については判断を避ける。
    • 【110912】長良川河口堰の開門調査の是非を審議する愛知県の専門委員会、「5年以上の開門調査が必要」との提言を報告書に盛り込む方向。三重県知事は否定的見解。
    • 【110831】愛知県長良川河口堰検証専門委員会で、「水需要が少ない」「有機物が多い」という意見に対し、中部地方整備局は「少雨で水余りでない」、県企業庁は「水質的に問題ない」と反論。開門調査を行えば代替水源が必要になる」と慎重な対応を求める。委員会は、「開門調査は可能」とする報告書を知事に提出する。
    • 【110608】愛知県大村知事、長良川河口堰を県独自に検証する方針打出す。これに対し三重県鈴木知事は、「従来、愛知県や名古屋市と進めてきたことが変更になるわけだから、どういう理由でやるのか中身を聞いてから判断したい」と表明。
    • 【110301】三重県菰野町にある三重用水の菰野調整池のダム湖名が公募の結果「きらら湖」に決定。
    • 【100630】愛知県設楽町の設楽ダムをめぐる建設差し止め訴訟で、名古屋地裁は原告側の請求を棄却。
    • 【090925】三重県知事,川上ダム事業について必要性を強調。
    • 【090812】岐阜県で市民団体が立候補予定者に長良川河口堰の運用方針に関する質問状を各候補に送付。
    • 【090710】愛知県名古屋市の新市長が徳山ダム導水路事業からの撤退を主張。水資源機構,撤退した場合の負担増加額を試算。
    • 【080509】三重県伊賀市議会、淀川推計流域委員会がダム計画見直しを諮問する中で川上ダムの早期着工要望書を提出。
    • 【080202】愛知県の設楽ダムについて特定多目的ダム法に基づく意見照会文書を受理したとの発表。
    • 【080123】愛知県の設楽ダムの着工手続きが開始。
    • 【070413】愛知県の設楽ダムの建設中止を求める訴訟が提訴される。
    • 【040309】三重県知事,三重県青山町の川上ダムについて奈良県が撤退したことに対し,三重県としては継続の方向。
    • 【000713】愛知県,三重県の長良川河口堰の建設資金を一般会計から工水会計に支出することの違法性を問う住民訴訟の高裁で,津地裁に審理差戻し。01年3月2日,原告の請求を棄却。

    近畿地方

    余呉ダム,天瀬ダム,丹生ダム/滋賀

    • 【130610】国交省琵琶湖河川事務所、京都府宇治市の天ケ瀬ダムにダム本体とは別の経路でダム湖の水を毎秒600トン流す巨大水路トンネルの建設に着手へ。洪水対策が主目的だが、利水活用も増え、京都府は5万2千トン/日(約17万人分)の水道水を確保できる(から水道にカネを出せ)と算盤。
    • 【120828】滋賀県長浜市に建設予定の丹生ダムについて、国と関係自治体との「検討の場」幹事会開催。兵庫県や大阪府など下流側の自治体から、渇水対策の効果については疑問の声。
    • 【081210】滋賀県議会,大津市の大戸川ダムなどの是非をめぐって審議。
    • 【080204】滋賀県大津市の大戸川ダムについて、下流の大阪府や京都市が建設が決まらないうちの負担金支払いを拒否。利水がなくなる可能性があるためとのこと。
    • 【070227】京都府と大阪府が滋賀県大津市の大戸川の負担金に難色,支払いを保留。滋賀県,大津市,甲賀市がたてかえる事態に。
    • 【060726】京都府宇治市の天瀬ダムについて,ダム放流による低周波騒や振動の影響評価へ。
    • 【041222】京都府宇治市が宇治川の改修と天瀬ダムの再開発事業について,治水対策を優先するよう要請。瀬田川洗堰については滋賀県大津市が降雨時の全閉お見直しを要請しており,焦点化の可能性も。
    • 【031203】大阪府が滋賀県に建設中の余呉町の丹生ダム,大津市の大戸川ダムからの撤退を検討していることが明らかに。滋賀県知事反発。

    南丹ダム,畑川ダム,大戸川ダム,福田川ダム,日吉ダム,天ケ瀬ダム/京都

    • 【200723】京都府宇治市にある天ケ瀬ダムの新しい放流設備のトンネル貫通。主に治水上の目的だが、利水上は京都府が約5万2千m3/日(約17万人分)の水道水を新たに確保できる。
    • 【150729】京都府南丹市にある日吉ダムで、湖上にLED電球を浮かべて水没した集落の夜景を再現するプロジェクトを8月8日と9日に開催。
    • 【130316】京都府京丹波町の畑川ダム竣工式。総事業費77億円、総貯水量196万m3で、京丹波町の水道水1日5000m3を確保する。
    • 【111130】京都府京丹波町で畑川ダムの定礎式。
    • 【101109】滋賀県大津市で国が建設を凍結していた大戸川ダムについて周辺整備事業の費用負担について合意が図られる。大阪府と京都府が滋賀県に9億3千万円を支払う。
    • 【091215】京都府知事,畑川ダム推進継続を表明。
    • 【090930】京都府の畑川ダムが議会で取り上げられ,推進,中止の間で激しい議論。
    • 【080731】京都府京丹波町の畑川ダムの本体着手が確実に。
    • 【080410】京都府が大戸川ダム、丹生ダムの利水放棄を正式決定。
    • 【080301】京都府京都市,大戸川ダム事業の負担金支払いを今年度も保留。
    • 【070503】京都府宇治市の天ヶ瀬ダム貯水池で油膜。
    • 【070306】京都府丹波町の畑川ダムについて,住民団体が見直しを求める要望書。
    • 【061208】京都府が京丹波町で計画する畑川ダムの需給計画について議会で追求。人口増加の予測が課題とのこと。
    • 【060804】滋賀県の新知事,国が凍結方針を示している大戸川ダムの周辺整備事業の継続の意向。
    • 【060314】滋賀県大津市の大戸川ダムを巡って,周辺整備事業に大阪府や京都府が資金の拠出を拒否。ダムの建設中止方針を受けて,水源地と需要地の駆け引き。
    • 【050303】京都府の府公共事業評価審査委員会が京丹後市の福田川ダムの事業中止を適切と判断。当初から府がリーダーシップを発揮すべきだったとの意見も。
    • 【050209】京都府が滋賀県大津市の大戸川ダムへの負担金支出の計上を見送る。水利権放棄相当だがどの事業から撤退するかはこれから協議とのこと。京都府は同時に,基金の取り崩しだけでは足りない分を企業会計からの借り入れによる欠損の穴埋めを実施しており,異常事態であるとのこと。
    • 【050203】京都府が京丹後市の福田川ダムの建設中止を決定。市町村合併により水融通の見直しができたためとの説明。
    • 【031208】京都府丹波町の畑川ダムについて早期完成の要望が提出される。
    • 【031020】京都府は丹波町の畑川ダムの事業費が上方修正する可能性を示唆。断水,工事用道路,JRの盛土補強などが理由とか。
    • 【021128】京都府園部町の南丹ダム建設中止について,公共事業再評価委員会が審査委員会をひらき,中止の方針を妥当とする。
    • 【020921】京都府が園部町に計画している南丹ダムの中止を含めた再検討を行う方針を明かに。

    安威川ダム,余野川ダム/大阪

    • 【171109】大阪府が茨木市に治水目的で建設している安威川ダムの事業費増大批判記事で、2009年に取り消した利水目的が、農業用水から水道用水に変わったことなども批判。
    • 【091002】大阪府箕面市,余野川ダムにかかった費用の還付を請求する意見書。
    • 【080908】大阪府に計画され多目的ダムとしては廃止されていた余野川ダム計画が,治水ダムとして復活する可能性があることがわかり,波紋を広げる。
    • 【050818】大阪府,安威川ダムの利水規模を日7万m3から1万m3に縮小。
    • 【041227】大阪府が大阪府茨木市の安威川ダムについて,利水安全度の考え方を根拠に必要水量を決定。
    • 【040702】淀川水系のダム水源開発を巡り,滋賀県とNPOが火花。
    • 【040220】大阪府水道事業の外部監査委員らが安威川ダム計画について中止を含めた見直しを求める提言。4月26日,委員会の意見が出るまで安威川の工事を保留するよう意見書を提出。
    • 【031031】大阪府建設事業評価委員会が,茨木市の安威川ダムについて,利水を目的から外した場合(堤体の縮小をした場合)の試算を公表。

    但東ダム,八鹿ダム,与布土ダム,神谷ダム,権現ダム,千苅ダム/兵庫

    • 【210707】兵庫県、神戸市と利水ダムである千苅ダムの治水活用について協議し、改修工事で100万トン分の貯水量を上積みすることに。
    • 【140626】兵庫県と神戸市、近年のゲリラ豪雨増への対応として、武庫川の利水専用ダム「千苅(せんがり)ダム」を治水対策にも使う協議を始める。
    • 【130101】兵庫県企業庁、水道用水用の神谷ダム(姫路市)と工業用水用の権現ダム(加古川市)の堤防部分が南向きなのを利用し、太陽光パネルを設けて電力事業を行う方針。
    • 【091203】兵庫県の与布土ダム、県議会会派が中止の申し入れ。県は入札再開、国の補助に見通しがたったとの見解。
    • 【060302】兵庫県養父市の八鹿ダムが建設休止へ。
    • 【051003】兵庫県豊岡市の但東ダムで定礎式。

    大滝ダム/奈良

    • 【130322】奈良県川上村の大滝ダムが完成。水道用水や工業用水の提供、水力発電、洪水防御が目的。本体は平成14年に完成したものの湛水試験で周辺の家屋や壁、地面などで亀裂が発生。周辺の地滑り対策工事をしてようやく完成となったが、総事業費は当初の230億円から約3640億円に膨らむ結果に。どうすんだこの負担....
    • 【100602】奈良県は三重県伊賀市に建設中の川上ダムからの撤退負担金が8億円になるとの見積もりを議会で説明。
    • 【040608】地滑り対策工事の追加負担で揉める奈良県の大滝ダムについて,和歌山市も応分の負担を受け入れへ。
    • 【040601】和歌山県橋本市が大滝ダムの追加負担を受け入れる方針。
    • 【040303】和歌山県和歌山市議会で,奈良県川上村の大滝ダム事業の負担金増嵩の見込みに基づき,ただちに応じられる負担ではないとしてコスト縮減を要望。
    • 【040224】奈良県川上村の大滝ダムの地滑り対策工事比として国交省が和歌山県,奈良県等に計91億円の追加負担を要請,和歌山市,県側はこれを拒否の構え。国交省は理解をもとめる方針であるが,事業費が230億円から3480億円にふくらんだってことであれば...いくらなんでも。

    紀ノ川関連ダム/和歌山

    • 【150218】和歌山県印南町の切目川ダムの試験湛水完了。
    • 【130205】和歌山県が印南町で建設している切目川ダムでダム本体にコンクリートを流し込む打設工事が始まる。民主党政権下で見直しが行なわれたが、県による再検証で継続妥当となったもので、2014年度中の完成を目指すとのこと。
    • 【110813】国交省、和歌山県印南町の切目川ダム事業継続方針決定。12年度以降も補助金を交付する見通しで、県は14年度の完成を目指す。
    • 【110208】和歌山県公共工事再評価委員会、印南町切目川ダム建設について、条件付きで事業継続了承。「やむをえず継続」
    • 【110107】和歌山県、渇水時の農業への支障等を理由に、印南町の切目川ダム事業、継続妥当と国へ報告。
    • 【101204】和歌山県印南町の切目川ダムについて検討会議がダム推進を打倒とする素案を提示。
    • 【101117】和歌山県印南市の切目川ダムについて、国交省が検証委員会。利水の代替案等も提示される。
    • 【091211】和歌山県知事、県内の切目川ダムの必要性を主張。
    • 【030604】和歌山県和歌山市で建設されていた紀ノ川大堰の湛水試験が6月5日より開始。
    • 【020207】和歌山県の桂川総合開発事業(美里ダム等)が休止の方針へ。需要増加が見こめないため。
    • 【010627】和歌山県の紀伊丹生川ダム事業で,予定地に漁業権を持つ玉川漁協が建設反対の方針を固め,7月7日反対を決議。02年5月,国土交通省が計画断念を発表。

    中国地方

    殿ダム/鳥取

    • 【111128】鳥取県内最大級の殿ダム(国府町)が竣工。来年4月から本格運用の予定。工業用水1日最大3万m3、水道用水同2万m3の取水が可能。
    • 【110304】鳥取県国府町の殿ダムが試験湛水を開始。本格運用予定は12年度。
    • 【070628】鳥取県の殿ダムが起工。
    • 【061111】鳥取県国府町の殿ダムが本体工事着工へ。
    • 【020202】鳥取県の殿ダムが事業費の大幅増を含む基本計画の変更を提示。ダムそのものへの異論はなし。
    • 【020108】鳥取県鳥取市長が殿ダムの計画変更について同意の方針を明らかに。
    • 【011025】関係者の意見交換会が開催。事業費の増加問題に関連し,当初計画が低値で見積もられていた可能性を示唆。他方法よりもダムによる治水が安価であるとの説明。
    • 【011010】県企画土木常任委員会で国の見なおしに非難。補償費等未確定の費用が原因と釈明。
    • 【010920】県企画土木常任委員会にて,国土交通省がダム事業費の試算が1.7倍の950億円になるとの見とおしを明らかに。

    尾原ダム,来島ダム/島根

    • 【130211】島根県飯南町の神戸川で約9割の水を江の川に分水して発電している来島ダムについて、「神戸川河川環境に関する専門委員会」が報告書を知事に提出。神戸川の流量について最低限確保されているにすぎず、神戸川への放流量を増やして適正な放流量を検討する必要があるとの主張。
    • 【120830】島根県出雲市の住民でつくる「神戸川再生推進会議」、飯南町神戸川にある発電用の来島ダムの影響で下流の水質が悪化しているとして、水利用使用許可を更新させないことを求める。県がダムの影響調査を委嘱した専門委員会が初会合。
    • 【120604】島根県雲南市で3月末に完成した尾原ダムの完工式。総貯水容量が6,080万立方メートルで斐伊川の洪水対策や島根県東部への水道用水供給などを担う。
    • 【100612】島根県雲南市で建設中の尾原ダムの本体コンクリート打設工事が終了。
    • 【060629】島根県雲南市の尾原ダムが起工。

    苫田ダム,大谷川ダム/岡山

    • 【130925】岡山県岡山市長選、新人候補が公約実現の財源として「苫田ダムを利用した広域水道事業で使われている年間20億円以上の無駄遣いを解消するだけでも良い。」等と主張。
    • 【110708】岡山県新見市の大谷川ダム建設の是非を協議する「検討会議」、利水対策でのダムの有効性を認めつつも高梁川の水を利水する方が低コストであると評価。ダムの中止を提言。県は県議会と諮って、今後の対応を決めることに。
    • 【050113】岡山県奥津町の苫田ダムで湛水試験が完了。
    • 【041203】岡山県鏡野町の苫田ダムの水没住民が井戸の水利権(使用継続の権利を意味しているらしい)を主張して工事の禁止をもとめた控訴審で,逆転敗訴の判決。
    • 【040326】岡山県の包括外部監査結果が公開される。苫田ダム未売水の問題の指摘のほか,水需要予測の定期的見直しについて提言。
    • 【040325】岡山県奥津町の苫田ダムの建設負担金返還を反対派団体が求めた裁判の地裁判決,県の支出が適法との判断。
    • 【031219】岡山県奥津町の苫田ダムで,いわゆる反対派による土地について強制収用を認める。

    灰塚ダム/広島

    • 【061110】広島県三次市で灰塚ダムが完成。

    西万倉ダム,湯免ダム,平瀬ダム/山口

    • 【221010】山口県岩国市に建設中の多目的ダムの平瀬ダムで、市民らを対象にした見学会。
    • 【060329】山口県長門市の湯免ダムが完工。
    • 【040824】山口県楠町の西万倉ダムについて,楠町が宇部市と合併することにより水の融通が可能になったとして中止することを決定。
    • 【031204】山口県楠町の西万倉ダムについて計画見直しが諮問される。楠町は撤退の方向を表明。(ちなみにここでもトリ様のご降臨を確認。)

    四国地方

    内海ダム,五名ダム,椛川(かばがわ)ダム/香川

    • 【210302】香川県高松市で椛川ダムの湛水式。県内一の貯水量1056万m3で、湛水試験に約3年半かかる予定。
    • 【150320】香川県小豆島町の新内海ダム(治水、利水用)、湛水試験で貯水が最高水位に。今後放水を行い、放流設備や貯水池の安全性の点検・観測を経て供用開始へ。
    • 【130425】香川県小豆島町の新内海ダム竣工式。日量2千トンの水道水供給を目的に、総事業費185億円で建設し、現在湛水試験中。自然環境を破壊するとして反対派の公金支出差し止め訴訟が係争中。
    • 【121222】香川県小豆島町で新内海ダムで試験湛水開始。来年3月に完成予定。
    • 【110618】香川県小豆島町で新内海ダムの定礎式。
    • 【080927】香川県の早明浦ダムを巡る利水調整が行われる。
    • 【080626】香川県を「公共事業チェック議員の会」が訪問。新内海ダムについて議論。
    • 【070825】香川県で新内海ダムの説明会。
    • 【041222】香川県東かがわ市の五名ダム再開発事業が着手へ。
    • 【030208】香川県の内海ダムの工事着工の協定について,ダムに反対するグループが同意が得れれていないとして撤回要求。

    相坂ダム,長安口ダム,柴川生活貯水池/徳島

    • 【111117】徳島県三好市の柴川生活貯水池建設が建設中止に。利用中の暫定取水設備や柴川谷川などから取水する代替え案の方が割安であるという検討委員会の判断による。
    • 【050913】徳島県,長安口ダムに底水を放流する放流感を設置する計画を発表。
    • 【011019】徳島県の相坂ダムが公共事業の再評価の対象とされる。残土や地質上の問題から事業費の増嵩が予想されるうえ,想定水資源計画の見なおしもあって,再評価委員会から中止勧告。

    山鳥坂ダム,石手川ダム,台ダム/愛媛

    • 【231022】愛媛県松山市石手川ダム完成50周年記念式。
    • 【160711】愛媛県今治市大三島町の台ダムで小学生の見学会。
    • 【140723】愛媛県松山市の石手川ダムで、小学生や保護者によるダムの見学会。
    • 【101127】愛媛県松山市長選で水問題争点に。「松山分水という最後のチャンスを摘んでしまったら水道料が40%も値上げとなる海水淡水化しか残されていません」と訴える候補者も。
    • 【100908】愛媛県松山市の西条市からの分水をめぐって、市民団体が市の試算の根拠を開示するよう要求。市側は交渉課程で時期尚早との立場。
    • 【100825】愛媛県西条地区の工業用水の分水問題で、愛媛県知事と西条市が協議会設置に合意。これに対して、私的調査期間が分水は不要との提言を公表。知事側は乱暴な意見と反発。
    • 【100717】愛媛県西条市の黒瀬ダムからの分水の件について松山市長が水源の森基金条例の改正案を議会に提出へ。
    • 【100123】愛媛県西条市の西条地区工業用水道事業をめぐる分水について、商工会議所等が対策会議を発足。
    • 【090626】愛媛県西条市の黒瀬ダムの工業用水道,供給量を1/3強に見直しへ。県は国に補助金の返還免除を申し出。
    • 【040331】愛媛県の中予広域水道企業団が,山鳥坂ダム事業からの撤退後も負担金を支払った件について住民団体が起こしていた訴訟について,負担金の還付請求権がまだ発生していない,として棄却判決。
    • 【030716】愛媛県松山市で山鳥坂ダム建設費負担金の県費支出が違法として反対団体が提訴。
    • 【030513】愛媛県松山市で,山鳥坂ダムの中止に伴って,既納の負担金の返還請求をもとめるべしとする住民訴訟が起こされる。
    • 【030218】愛媛県の山鳥坂ダム建設中止を受けて中予水道企業団が負担金の返還を請求することを求めた監査請求が出される。
    • 【020226】愛媛県の中山川総合開発事業について農水に関する協議が持たれ,水道用水が撤退した以上ダム建設は難しいとの判断。
    • 【011120】山鳥坂ダムの建設計画から外れたため中予広域水道企業団の事業目的が消滅。同企業団は廃止の方向へ。返済債務など残務処理の組織を立ち上げへ。
    • 【011107】県議会の水資源対策特別委員会で計画中止も想定された見なおしの構想が示される。
    • 【011024】懸案のダム計画変更内容について説明会が開催されるも,厳しい評価。事業推進が難しくなったとの観測も。
    • 【011016】中予分水を受ける予定の松山市他3市5町による建設推進協議会が,分水の実現性や水量,コストに関する不明確さを解消するよう建設省四国整備局に要請。
    • 【010921】松山市長,市議会で負担増は明確であると表明。同時に,住民投票にはなじまないとも。
    • 【010914】川内町議会,国土交通省案への受入反対を全会一致で決議。
    • 【010828】8月27日,国土交通省がダム計画の見なおし案を提示。総事業費が1330億(260億増),負担金が240億(20億増),分水量が1.35m3/秒(0.15減)と厳しい内容に反発必至。不明確さや漁業補償の不透明さにも意見。
    • 【010810】流域市町村で構成される山鳥坂ダム対策協議会が中予分水計画の見なおし案の受け入れを承認。分水問題の先送りの懸念は残るとの指摘も。

    和食ダム/高知

    • 【101027】高知県和食ダムの再検証のための検討会議が開催される。

    九州地方

    紫川水系のダム,福智山ダム,伊良原ダム,大山ダム,五ヶ山ダム,小石原ダム/福岡

    • 【230404】筑後川水系の江川ダム、寺内ダム、小石原川ダム(福岡県朝倉市)を効果的に運用し、水不足になった場合にも流域へ安定した水の供給を図る目的で九州地方整備局が進めた水路建設事業が水資源機構に引き渡し。事業完了は2037年を見込み。
    • 【210422】福岡県朝倉市で進められていた小石原川(こいしわらがわ)ダムの建設が完了。試験湛水を経て本格運用が始まれば、福岡県南広域水道企業団とうきは市に供給。
    • 【210328】福岡県朝倉市で水資源機構が小石原ダムの事業完了式。
    • 【201229】福岡県那珂川市に建設された五ケ山ダムによる水没で佐賀県吉野ヶ里町に、利水者の福岡市と春日那珂川水業企業団などが支払う国有資産等所在市町村交付金について、吉野ヶ里町が受け入れ当時に想定した額を大幅に下回っていると異議申し立て。
    • 【180311】福岡都市圏への水道水供給や洪水対策の五ヶ山ダムが完成。雨不足で試験湛水が出来ないため来月開始予定だった共用開始は遅れる見込み。
    • 【180305】福岡県みやこ町で建設されていた県営伊良原ダムの完成式が行なわれる。田川地区水道企業団(1市3町)と京築地区水道企業団(2市5町)に対し37,000m3/日の水道用水取水が可能。
    • 【120125】福岡県、五ケ山ダム(那珂川町)の本体工事を12年度早期に発注すると発表。
    • 【110201】福岡県、県内の五ケ山ダム(那珂川町)、伊良原ダム(みやこ町)の二つのダム事業について継続の方針を報告。
    • 【101109】福岡県那珂町の五ヶ山ダムとみやこ町の伊良原ダムについての「検討の場」会合が福岡市内で開催される。
    • 【101103】福岡県の五ヶ山ダム、伊良原ダムについて、県が事業の必要性を検証する「検討の場」を設けることに。開催は11月8日、公開にて。
    • 【090518】福岡県日田市で大山ダムの建設の安全祈願式。
    • 【090121】福岡県の京築地区水道企業団、伊良原ダムの計画変更を了承。ただし、構成団体首長の足並みはそろわず、特に負担増に対する反感根強く。
    • 【070427】福岡県みやこ町の伊良原ダムについて、田川地区水道企業団が、地元負担金の倍増に対して内訳資料を要求したが回答がないとして負担金の支払い分のうち増分について予算化しない措置。神経戦が続く。
    • 【051129】福岡県古賀市の清瀧ダムについて,古賀市が参加しない方針を表明。事業中止に向けた動きがまたひとつ。
    • 【050104】福岡県犀川町の伊良原ダムで県の需要予測の数値にあやまりがあったことが明らかに。
    • 【041229】福岡県が計画している県営伊良原ダムが損失補償基準で合意を取り交わす。06年度から一部工事開始。
    • 【040331】福岡県直方市の福智山ダムが完成式典。
    • 【030402】福岡県の県知事選挙でも水資源確保策が重要な争点に。
    • 【030111】福岡県北九州市で紫川水系にダムを建設する構想が持ち上がるも,流下能力が未確認であることに一部に批判。

    大分川ダム,大山ダム/大分

    • 【191125】大分県大分市の大分川ダム(大分市下原)でダム本体完成に伴う記念式典。
    • 【190522】大分県大分市の大分川ダムの工事が大詰めに。建設開始から30年以上が経過。
    • 【180403】大分県大分市で湛水試験中の大分川ダムがヤマザクラの組み合わせで春の「プチ」観光スポットに。
    • 【130318】大分県日田市の水資源機構の大山ダムが完成。予備調査からすでに34年。
    • 【120326】大分県日田市の大山ダムの試験湛水で最高水位に達し、安全確認のための越流試験が始まる。供用開始は13年4月の予定。
    • 【100909】大分県中津市の耶馬渓ダムの水利用連絡協議会が開催され、水道用水の取水を10%カットを決定。
    • 【060604】大分県竹田市の芹川ダムで行われた空心菜による浄化実験を開始。食用にできるのが大きなメリット。
    • 【040326】大分県の大分川ダム事業で事業継続の方針が確認される。
    • 【040316】大分県野津原町の大分川ダム事業について,知事が水量変更による負担金変化の影響についても協議対象となっていることが明らかに。
    • 【040213】大分県大分市長,大分県野津原町の大分川ダム事業への参画の可否について是非の再判断を要請。2月27日,水没家屋の移転が終了,地権者への感謝集会が開催される。

    城原川ダム,嘉瀬川ダム,井手口川ダム/佐賀

    • 【111205】佐賀県が伊万里市で井手口川ダムの完工式。治水、水道・農業用水の安定供給、総貯水容量218万トンで、12年4月供用開始予定。
    • 【110511】佐賀県伊万里市の、洪水調節や水道用水を確保するための多目的ダム、井手口川ダム(総貯水容量218万トン)が完成に近づき、試験貯水始まる。来年4月から水道水へ供給開始予定。
    • 【061123】佐賀県佐賀市の嘉瀬川ダムについて,水使用量の減少を受けて容量をどのように設定するかの調停がまとまる。県と国の負担とすることに。
    • 【021115】佐賀県の城原川ダムの建設反対を地元の神崎町区長会が表明。
    • 【020516】九州地建局長と佐賀県知事が城原川ダムなどについて対談。
    • 【020423】用水企業団が利水を拒否した城原川ダムの水源地,佐賀県千代田町長に反対派町長が誕生。それまでの推進派の町長と交代。
    • 【020330】城原川ダムの必要性を論議する有識者委員会が開催設置される方向が示される。
    • 【010807】6日,計画継続に関する県の結論を12月まで先送りにする方針を知事が表明。意見調整に時間がかかるほか,国の動きを測る思惑も。
    • 【010409】予定地の住民団体が態度を硬化。一切国,県に協力しない方針を決議。5月11日,別の団体も反対決議を採択する見とおしへ。
    • 【010401】佐賀東部水道企業団がダム建設の負担に応じられないとして「脱ダム決議」。予定地の背振村で動揺。佐賀県知事は意志表明の時期などに不満を表明。

    本明川ダム,石木ダム,相当ダム,本河内ダム/長崎

    • 【230801】長崎県長崎市役所の食堂で、水の日にあわせて「本河内ダムカレー」の販売開始。ダムの二重堰堤を2つのごはんで仕切られたチキンとビーフの2種類のカレールーで表現。
    • 【230607】長崎県佐世保市に石木ダム建設反対の市民団体が、住民などと話し合う場を作るよう求める要請書を提出。
    • 【221124】長崎県川棚町で進められている石木ダム建設事業に反対する佐世保市の市民団体と大石知事が初面談。
    • 【220310】長崎県佐世保市議会石木ダム建設促進特別委員会が開かれ、佐世保市水道局は国や県へ引き続き、国庫補助や早期完成を要望の方針。
    • 【211122】長崎県佐世保市の給水量、コロナ禍で市長は増える、石木ダム反対派は減る主張していたが、2020年度は生活用が増えて業務営業用と工場用が減り、トータルではほぼ横ばいに。
    • 【211031】長崎県川棚町石木ダム建設反対住民の工事差し止めを求める裁判、2審でも訴え退けられる。
    • 【210908】長崎県川棚町に県と佐世保市が計画している石木ダムの本体工事着工。水没予定地に暮らす13戸の住民らが現地で座り込み。
    • 【210321】長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業に関し、佐世保市市長が新型コロナウイルスなどの感染症対策の手洗い等で「事業の必要性が高まる」主張したのに対し、市民団体が「コロナ禍による社会活動の停滞で水の使用量はむしろ減った」と反論。
    • 【201013】長崎県川棚町の石木ダム建設予定地に住む住民らが、国を相手に土地の強制収用の根拠となっている「事業認定」の取り消しを求めていた裁判で、最高裁判所が住民側の上告を退ける判断。これと別に、工事中止を求める裁判が進行中。
    • 【200927】長崎県佐世保市の石木ダム関連施設事業費、2013年度の事業再評価時より92億円増の345億7500万円に。ダムの工期延長で、老朽化が進む既存施設を単体で更新するよりも関連施設と統合する方が効率的と判断し、統合の費用を92億円と概算。市水道局は既存施設を単体で更新した場合は「100億円は優に超える。統合で大きなコストダウンができる」と強調。
    • 【200827】長崎県、利水ダムを含む44のダムの管理者や流域の自治体と、大雨が予想された際に事前放流できることを定めた協定を締結。(31日に台風9号に備え、対馬市の治水用ダムと五島市の農水ダムで早速事前放流実施。)
    • 【200715】長崎新聞社、熊本県の豪雨災害を受けて石木ダム建設反対派の「世論が極端にダム必要論に傾くのではないか」という意見や、豪雨に不安を募らせる地元住民の声を拾って長崎県佐世保市水道局に取材したが、水道局は「コメントする立場にない」と回答。
    • 【200302】長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業を巡り、第三者の諮問機関「事業継続が妥当」と答申したことを受け、反対派市民団体が審議のやり直しを求める宣言を採択。
    • 【200228】長崎県川棚町の石木ダム建設を継続すべきかどうか利水面で検討する佐世保市の事業再評価で、佐世保市が諮問する第三者委員会は「水需要予測に基づく新規水源の開発規模は必要最小限で、石木ダムを設ける以外に有力な方策はない」「概ね妥当なものと認める」と結論。
    • 【200130】長崎県と佐世保市がハウステンボスへの誘致を目指すIR事業について、実現したら給水量5千m3/日が必要になるという意見。
    • 【191115】長崎県東彼杵郡川棚町での石木ダムの建設に反対する市民団体、利水面での事業の再評価を求める要望書を佐世保市の水道局長あてに提出。
    • 【190930】長崎県、公共事業の再評価などを行う事業評価委員会で、石木ダムの完成時期をこれまでの2022年度から3年延期した2025年度とする方針を示す。
    • 【190917】長崎県川棚町にある石木ダム事業の予定地での反対派住民の座り込みが700日を超える。一方で反対地権者の土地の一部の明け渡し期限が19日に迫る。
    • 【190524】第2次大戦中、長崎県佐世保市上柚木町の相当ダム建設に従事して亡くなった米国人捕虜と日本人の慰霊祭。
    • 【170913】長崎県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業、住民の工事差し止め仮処分申し立てを裁判所が却下してから工事にかかろうとする県側と、阻止しようと重機の前に座り込みをする地権者側の対立が激化。
    • 【150407】アウトドア衣料品販売業のパタゴニア日本支社、「ビジネスを手段に環境危機に警鐘を鳴らし、解決策として使い、自然の姿を残すことはパタゴニアの使命」と、長崎県の石木ダム建設反対団体への活動支援決定。
    • 【140827】長崎県知事、佐世保市長、川棚町長が県庁で会見。県収用委員会に、石木ダム反対地権者の土地の強制収用につながる裁決申請をすることを表明。反対地権者の石木ダム建設絶対反対同盟は「これまで通り反対を続ける。強制収用は許さない」と反発。
    • 【140315】長崎県佐世保市水道局長、新聞社の取材に対し、石木ダム建設事業反対派の事業認定の取り消し訴訟に備えた準備を進めていることを発言。反対派は「強権的な姿勢がにじんだ発言」と反発。
    • 【130824】民主党政権時代に事業凍結した長崎県諫早市の本明川ダムについて、治水目的ダムとして国交省が継続の方針。国の有識者会議の事業継続了承を受けた処置。5月に水道企業団が将来の水需要見直しで供給単価のコスト高を理由に「利水継続は困難」との結論を出したので、多目的ダムではなくなる。
    • 【130607】国土交通省九州地方整備局、諫早市に本明川ダムの計画について、治水や流水調整の点で「コストや環境への影響を考慮するとダム案が最も有利」とする検証結果を県、市に提示。
    • 【130320】長崎県川棚町に計画される石木ダムの再評価で佐世保市が国に事業継続を報告したことに対し、反対派市民グループが市に抗議文を提出。「第三者委員会は、わずか3回の審議で答申した。質疑で治水と利水の違いについて尋ねた委員もいたほどで、専門的知識がなかった。委員を再選考し、やり直すべき」。
    • 【130315】長崎県川棚町に計画される石木ダム事業を再評価していた第三者委員会、「佐世保市は斜面都市で大河川がなく、水源に乏しい。客観的な情報を基に審議を続けたが、企業誘致や観光立市を目指す市の水需要を考えれば、石木ダム事業の継続が妥当」との答申書を佐世保市に提出。審議を傍聴していた反対派からは「過大な水需要予測なのに十分に審議していない。委員も事業賛成意見ばかりで委員の選考から疑問だった」との意見。
    • 【130123】長崎県佐世保市、計画中の石木ダム事業の再評価となる第三者委員会の初会合で、市の1日最大給水量が昨年度の約8万トンから2024年度には約10.5万トンになると見通しを示し承認される。理由に、企業誘致による新規需要増や、造船企業の洗浄を伴う修繕部門の強化を挙げているが、建設反対派の反発が強まると見られるとのこと。
    • 【120924】長崎県佐世保市議会で、市が計画している石木ダムの事業再評価に向けた水需要予測作業を進めないことについて、反対派議員から突き上げ。2007に作成した再評価時の予測値を毎年下回っているのを市が異常値としている点が争点。
    • 【101214】長崎県佐世保市議会で、石木ダム事業に関する水需要予測が過大でないかとの指摘。水道局側はハウステンボスの観光客増や米空母寄港時のピーク需要に必要と説明。
    • 【101111】長崎県佐世保市の石木ダム建設事業で、水道局が工程通りの完成目標をあらためて提示。
    • 【100618】長崎県佐世保市の市長、石木ダムの建設の決意表明。
    • 【100121】長崎県佐世保市の石木ダム暗礁に。
    • 【091117】長崎県川棚町の石木ダムについて審議がなされる。
    • 【091108】長崎県諫早市にて,本明川ダムの是非を考える市民集会。
    • 【090803】長崎県川棚町の石木ダムについて,佐世保市内で住民説明会。
    • 【090630】長崎県佐世保市の石木ダムをめぐって住民団体が佐世保市に要望書。
    • 【090626】長崎県諫早市で本明川ダムに対する市民団体がダム建設に対して問題点の検証を呼びかけ。
    • 【080907】長崎県佐世保市の石木ダムで建設推進イベント。
    • 【080820】長崎県佐世保市の石木ダム計画について代替案の再検討が進む。
    • 【071128】長崎県長崎市(旧琴海町)に計画されていた村松ダムが中止へ。
    • 【071114】長崎県石木ダムの事業再評価委員会が開催され,事業継続を妥当と評価。
    • 【071011】長崎県の石木ダムで県の規模縮小を受けて再評価を前倒し実施。
    • 【070927】長崎県佐世保市、石木ダム事業の再評価へ。
    • 【061026】長崎県川棚町で石木ダムなども含めて議論する意見交換会。
    • 【041116】長崎県佐世保市の水源,川棚町の石木ダムの建設計画について,水量を下方修正したうえでの事業継続が妥当との委員会判断が示される。
    • 【040930】長崎県川棚町の佐世保市の水源ダム,石木ダムについて,反対派住民による需要見直し要求。市水道局は日量6万m3を4万m3に縮小する案を提示。賛成派はダム促進の陳情書を提出。
    • 【040902】長崎県川棚町の石木ダムについて,計画から30年近く本体着工ができなかったため,利水者の佐世保市が利水計画を縮小。
    • 【040729】長崎県佐世保市の石木ダム建設事業について,再評価委員会の委員を一般公募。
    • 【031105】長崎県諫早市に計画中の本明川ダムについて,知事に対して建設促進の要望。

    川辺川ダム他/熊本

    • 【140228】市民グループが熊本県の県営路木ダムの事業費の差し止めなどを求めた裁判で、熊本地裁は、「架空の洪水根拠で妥当性を欠き、知事の裁量権の逸脱・乱用で違法」と判決。この裁判の審理が終了した昨年11月20日以降、この判決が確定するまでの知事の事業費などの支出が差し止めへ。
    • 【101215】熊本県八代市の荒瀬ダムについて撤去工事案がまとまり、県常任委員会に報告される。
    • 【090702】民主党が総選挙をにらんでのマニュフェストの方針を固める。川辺川,八ツ場の両ダムが中止対象に。
    • 【090602】熊本県天草市の路木ダム,推進派と反対派が相次いで県庁に陳情。
    • 【090509】熊本県天草市の路木ダムの建設をめぐり、推進派が申し入れ。
    • 【090421】熊本県の路木ダムについて、天草漁協の支部が建設中止を申し入れ。
    • 【090107】熊本県天草市の路木ダムについて早期完成を求める要望書が提出される。
    • 【081210】熊本県天草市が市内の路木ダムについての浸水被害想定の再調査に乗り出す方針を発表。県の被害想定が別水系のデータによるものとの指摘を受けて。
    • 【081028】熊本県八代市の荒瀬ダムの公聴会が開催され、賛否両論。
    • 【081022】熊本県天草市の路木ダム計画公共事業審議会で使用された洪水被害の証拠写真が別の水系での洪水被害の写真であったらしいとのこと。25日に開催された評価委員会ではしかし地元の要望を根拠に事業継続が妥当とする判断。
    • 【061006】熊本県が天草市の姫戸ダムについて建設中止の方針を決定。地元が不要と判断したことが理由とか。
    • 【031017】熊本県が釈迦院・高浜両ダムの建設中止の方針を表明。
    • 【030517】川辺川ダム利水の控訴審で原告が勝訴,ダム事業への影響が不可避に。代替地の水道などインフラ整備は進行途中で,関係者から不安の声も。
    • 【011105】反対派の専門家グループが実績に即した高水流量や土地利用を反映して見なおした結果,堤防の嵩上げで十分とする結果に。
    • 【010823】23日,国土交通省が従来どおりの概算要求。
    • 【010323】国土交通省の河川局長が下流海域の漁業への影響はないとする根拠を国会にて説明。
    • 【010129】川辺川ダムについて,球磨川漁協,16億5000万円の漁業権補償を受け入れ。

    吹山ダム/宮崎

    • 【060330】宮崎県西都市の吹山ダムが事業中止へ。
    • 【060325】宮崎県西都市の吹山ダムが中止へ。日南市の手洗ダムに続き県内で2例目とか。
    • 【050813】宮崎県西都市の吹山ダムについて意見交換会が開催される。

    羽地ダム,儀間ダム/沖縄

    • 【220310】沖縄県八重瀬町にある慶座(ぎーざ)地下ダム。水道水に使う水は1日約2700m3が上限で、残り約5500m3が海に流出。
    • 【140223】沖縄県名護市の沖縄総合事務局北部ダム事務所が水3月末で閉所することに。今年1月の金武町の億首ダム完成に伴い資源開発の役目を終えたもの。
    • 【140216】沖縄県久米島町の儀間ダム(総貯水容量57万5千m3)で湛水式。町長が給水問題や冠水被害への期待を述べる挨拶。
    • 【131212】沖縄県企業局長、県議会で国管理ダム維持管理費の県負担分の使途について、沖縄総合事務局に確認する意向を示す。「水道料金にも影響するので国にどう使い、どう節減努力をしているか詳しく聞きたい」としている。
    • 【101119】国交省、沖縄県国頭村の奥間ダムの建設を中止、比地ダムも着手しない方針を決定。
    • 【060228】沖縄本島北部地域ダム所在市町村連絡協議会が設立され,水源税条例の設定に向けて調整が進む。
    • 【050113】沖縄県名護市で羽地ダムが完成。エアレーションによる取水スクリーン方式が採用されているとか。

    ダムその他

    • 【141116】ダム撤去についてのドキュメンタリー映画「ダムネーション」を紹介する記事。

    備考・出典

    • 110615 テンプレの再構築作業にともない更新。

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