水道技術経営情報
 コンサルタントの水道技術経営パートナーズが運営する、水道技術や経営の情報サイト「狸の水呑場」へようこそ。お問い合わせはこちらへ。
Powered byGoogle

先週の出来事 Procedure

 このページには当サイトのトップページのこれまでの「先週の出来事」を更新履歴として掲載しています。サイトの移動などにより,リンクの壊れている部分もありますが、そのへんはご容赦...なお,古いページは分離してあります。



2014年05月25日

 本日なんとか無事帰国しました。しばらくの間は時差と戦いながらの日程調整ですが、1ヶ月留守していた国内案件の段取りが結構な作業量になろうことは容易に想像できます。また、自宅に届いただけでも各種郵便物が山積みになってますが、オフィスに届いたものを処理する必要があり、さらには今週末で第四期の決算、会社概要の変更等もしないといけません。
 しかしまあ、誤解を怖れずに言えば、海外出張によって気分転換できたというのも正直なところでして、明日からしばらくは結構モチベ高く仕事できると思い...ます。多分。おそらく。

2014年05月18日

 帰国が迫ってきました。情報収集した結果を総括し、こちらでないとわからない情報を再度チェックして、インタビューや観察により不足している情報を穴埋めをするのが残り一週間の仕事です。fbでネタにしたように、イスラムの国において財務から経営をみるためには、資本主義の国とは違う作戦が必要らしい、ということが、今回の仕事での一番のファインディングでしょう。おこがましい言い方ですが、「アラブ」に対する理解が少し進んだように感じています。これが最大のおみやげってところですかね。

2014年05月11日

 記録ミスの模様...

2014年05月04日

 一週間の現場作業を一端終了し、首都ハルツームに移動してきました。先週のミッションがメインサイトの情報収集とすれば、今週のミッションは比較事例の収集と、収集してきた情報の組み立て、となります。記録や統計なんかあてにならないし、インタビューの回答も正しいとは限らない国(知らないというくらいなら、なんとなくでも答えるのが親切だと思ってるだけで悪気はなし)での仕事ですから、集まった情報と観察をもとにその国の水ガバナンスや文化についての仮説をたてたうえで、その検証をしなければなりません。今週はその仮説を組み立てる一週間、来週はその検証を行う一週間、ということになります。

2014年04月27日

 スーダンはコスティという南部の町にきています。こちらでずっと頑張ってきてきたみなさんのノウハウがあるおかげで比較的スムーズに現場作業を開始できていますが、現状を把握し、記録の正誤を見極めるのがまずは大変というのが、この手の仕事。とりあえず、水道水で口がすすげない生活をしておくだけでも、水道屋としては意義のあることかとも思いますw。

2014年04月20日

 先週は水曜日、水環境懇話会で平山先生の講義を伺ってまいりました。災害と水道の関係性についての考察は学ぶところが多く、自分がかかわった調査の経験などもあわせて考えると、やはり、災害に強い水道というのは、「供給が途絶する時間が最短」な水道といえるのかな、という印象をもちました。

 さらに、ミャンマーチームのその後、スリランカチームの今後、スーダンチームのこれから、さらにその他、と海外系段取がずらりと並んだのも先週の特徴。そして締めは、サミットが開催された洞爺湖で締め、という一週間でありました。

2014年04月13日

 先週は海外出張を控えての準備やら、海外からの研修受け入れやらと海外系の仕事を中心にかいがいしく動きまわっておりました。(ダジャレ失礼)。渡航に必要な黄熱病の予防接種のせいなのか、ちょっと体調がもやもやしてますが、いろいろな国内案件の目処をあと二週間でつけないといけないのでそれなりにテンパッてたりします。

2014年04月06日

 4月は出会いの季節。年度はじめの段取系の会議に加え、年度末の繁忙期にご無沙汰していた方々と順にあって近況交換をすることが予定の中心を占めるようになってきています。名刺のアップデート作業も終了、スーダン出張までの間はこの手の段取系作業がメインになります。

2014年03月30日

 今年は桜が咲くのは少し遅かったようですが、ちょうどこの記事を書いているこの一両日から咲き始め、すぐに満開になりそうな雰囲気です。前年度のクロージングから一転、先週あたりから新年度の段取りが一気にはじまりました。スーダン出張までにいろいろやっけるため、引き続きがんがります。

2014年03月23日

 さあ、年度末、最後の一週間に突入です。フェイスブックの方では、その時々の最新情報をのせていますが今週は納品等であちこち飛び回るので、ネタには全く困らなそうです。ま、ネット接続の関係で。更新がオフィスにもどったあとになることもしばしばなんですが....

2014年03月16日

 3.11から3年が経過して全国的に追悼ムードの中で、地震が多発するようなの印象のあまりない瀬戸内海西側での地震があったりして、災害と日常を考える機会の多い一週間でした。まあ、年度末進行のコンサルには感慨に浸っている時間なんてないんですがね。まさに、クリスマス前のケーキ屋、大晦日の蕎麦屋、バレンタインデー前日のチョコレート屋といったところですが、あと少しで新年度いり。あとひと踏ん張り、がんばりませう、同業の皆様。

2014年03月09日

 先週の週報ではふんどし締めて頑張るといいましたが、実際には写真のように水道の水栓を締め付けておりました(笑)。なんとか修繕できたのでまずはよかったです。

 さて、3.11が近づくにつれ、飯時しかつけないテレビはずっとこのネタです。今週の記事でも報道されていましたが、アンケートの結果、7割近くの住民が災害対策の推進を第一のテーマにあげたとのことで、まだまだ災害の記憶が新しい中、災害に強い社会インフラを目指すことのニーズは真摯に受け止めないといけないなぁと思う今日このごろです。
 でもね、ちょっと冷静になる必要もあると思うのですよ。市民の求める耐震化とは、水道が止まらない、止まってもなるべく短時間で復旧すること」であって「施設が壊れない」なんてのは手段にすぎない。現実に、東日本大震災において、地震動による「施設」損壊が原因となった人的被害はさほどでもなく、大部分は短期の津波による被害、長期の原子力災害なわけです。(もちろん管路は地震でいっぱい壊れてます、念のため)

 水道施設の耐震化率を高めるのは目安としては悪くないですが、じゃあ、耐震化率を50%から70%に引き上げたらどれだけ断水が減るのか、明確に説明できなければダメなんじゃなかろうか。さらに、今のままでも震度5強までは大体大丈夫な一方震度7になれば耐震化してもまずダメなわけで、施設の耐震化には、震度6以上の地震が起こった場合にしか効果がない。この辺、市民の期待とのギャップがないか、冷静に考えておくことが必要と思います。
 なんて考えは福島県さんの災害復興プランづくりに関わった経験から思うことです。現在、震災の経験を受けての基本構想改定のパブコメが募集されていますので、そちらも是非参考になさってくださいませ。

2014年03月02日

 2月が逃げるように去って、さあ、3月入りです。3末の案件のクロージングだけでなく、4月以降の案件の段取がいろいろ立ち上がってて、昨年よりも段取の多い年度末になっています。2月末の第三四半期決算を締め、ついでにふんどし締めて、頑張りたいと思います。

2014年02月23日

 スリランカ出張から戻りました。 全体としてスリランカは南アジアはかなり進んでいる印象です。また、今回訪問したのはキャンディという古都に相当する町ですが、現地に行く前に想像していたよりもずっと水道のレベルは高かったです。

 現場のある海外出張の場合、一週間は最短スパンですが、チームリーダーの段取りがよかったので、非常にスムーズに密度の濃い調査ができました。まあ、その分解決すべき課題も明確になったので、こっから先大変なわけですが、それはまあ頑張らんといかんですね。

2014年02月16日

 ここは南国スリランカ。先週頭は大阪、後半の秋田県横手市のあと東京にもどったら大雪だったんですが、こちらはやっぱり温かいです。今週はこちらで漏水修繕を軸としたプロジェクトの事業化可能性を評価するための現地調査を行います。プレ調査なので時間は短いですが、社会情勢や資金調達環境等の経営面と、行政規制体制や水道技術事情等の技術面の基本的な条件を掴んで帰らないといけません。関連記事を産業新聞に書くことになりましたので詳細はそちらで。

2014年02月09日

 オリンピックが始まったり都知事選挙だったり大雪だったりと世間はいろいろかまびすかしいですが、弊社周辺は至って平穏に年度末進行中です(笑)。年度明けの段取関係もちょくちょくと始まってるのが去年との一番の違いですかね。逃げる2月に入り、もうすぐ花粉の侵攻も始まります。締まっていきましょう!

2014年02月02日

 繁忙期まっさかりのなか2月に入りました。ひたひたと忍び寄る花粉の恐怖に耐えつつ日常業務をこなす毎日です。実は、エアコンが壊れたんで毛布にくるまって作業してたりするんですが、これはこれで、自堕落な感じが結構快適なのかも...

2014年01月26日

 打ち合わせで東北へ行って、一面の雪景色を見ますとスノボしに行きたいなぁなどとしみじみ思うんですが、車を処分してからとんとご無沙汰になってます。冬が繁忙な商売ですからもともと時間的に気楽には行けないんですが、せっかく東北地方で仕事を頂いているんだし、お客さんへの利益還元の意味からも、スノボ板かかえて打ち合わせに行き、あちこちのスキー場を遍歴するような滑リ方をするのもいいかもなぁ等と思う今日このごろです。てまあ、過去に旭川やら金沢やらのスキー場にはそうやっていってたわけなんですなw

2014年01月19日

 正月期間はある意味世間が止まってくれるので時間を稼げるメリットがある一方、正月前と正月後の今の時期に進捗管理が集中してしまうというデメリットもあるのだなぁ、そんなことをしみじみ考える今日このごろです。まあ、昨日今日に始まったことではないですから、頑張りますです。はい。

2014年01月12日

 ひさびさにほとんど出張がなく、がっつりとオフィスで検討書報告書をねりねりと組んだ一週間でした。年度末にさしかかり、しばらくはそんな感じの日々が続きます。
 面白いもんで、こういった過ごし方をしていると、脳みそも体の一部、朝は元気だけど夜は疲れてくるのがよくわかります。疲れたら短時間でもいいので睡眠をとる、それが、コツなんじゃないかな等と、朝の布団の中で思いつつ、二度寝をした今朝なのでありました。ちなみに二度寝はココロのリフレッシュ効果が非常に大きいのだそうです。

2014年01月05日

 新年あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくおねがい申し上げます。いきなり新幹線が止まったり、なんとなく多難な年明けで始まりましたが、ともかくしばらくは全力投球でミッションをこなします。

2013年12月29日

 ここのところ、公共事業が息を吹き返し、数年間圧縮圧迫されていた反動もあるようで、建設業界周辺の受注は絶好調のようです。しかし、今日の上下水道界のかかえる課題は、国が旗振ってマニュアルつくってイッセーの、ヨーイドン、でいく種類のもんではない。そりゃまあ、税金を「じゃぶじゃぶ」ぶっこみゃどんな問題だって解決しますが、そんなやり方で夢を描ける時代ではないと思うのです。
 やはりここは人作りかなと思うのですよ。ただ、ただでさえ人づくりなんてもんは一朝一夕には行きません。弊社のドメインも課題も、徐々に人作りにシフトしつつある今日このごろ、この「人の課題」を解決するための方策を整理し、練りこんでいくことにします。
 あと数日で年がはじまります。みなさま、よいお歳をお迎えください。

2013年12月22日

 まさに師走の言葉どおり、年明けにスタートダッシュをしたい案件の仕込みで走り回った一週間でした。12月はまだまだ営業の季節でもあり、一方で案件消化が本格化する時期でもあります。少々忙しくても正月休みという大きなスケジュールボーナスがあるので気楽に構えがちなんですが....
 実は、冷静に考えれば、正月休みったって実は1週間しかないんですよねwwwということは今週、最終週にどこまで段取りをできるかがかなり効いてくる。段取りの良し悪しがコンサル仕事の結構大きな部分を占めているもまた、いつわらざる現実なのですな。

2013年12月15日

 先週は、工業用水道の現場に行き、工業用水道の安全管理について査問を受け、工業用水道の需要予測の方針説明と資料収集をしたあと、工業用水道のPFIのガイドライン更新について工業用水協会と打ち合わせ、という、工業用水に妙に縁のある一週間でした。
 特に、工業用水の需要予測の最新の事例をクライアントと分担して調べたんですが、現実としてほとんど参考にできるような事例はありませんでした。もとより、工業用水道事業の需要推計は、水道や下水道とくらべて関わっている人が少ないマイナーな分野ではあるのですが、事実上もう20年ほど前にノウハウが失われた計画分野なんだなぁというのが、偽らざる感慨でした。
 ということは、工水の事業計画とか、最後にがちでやってた私のような人間には残存者利益が期待できるじゃん(笑)。工業用水道事業の経営は非常に厳しいところからボロ儲けまでいろいろあるので、戦略的に営業してみても面白いかもなと思います。

2013年12月08日

 先週の12月5日、現場で大きな事故がありました。当事者としてできるだけの対応をしていきたいと思います。こうなってみると、先週の日記で現場に出てなんぼなどと書いていたことに恥ずかしさを覚えます。現場仕事の認識に甘さがあったのではないか、今一度、考えなおしてみたいと感じています。

2013年12月01日

 師走になりました。会社のFBページではちょくちょく報告していたのですが、今週はずっと現場で機器の状態を確認してデータベースの調整をする仕事にかかわっていますので、日々、冬が近づいてくるのを実感していました。こうやって現場に出ると、優れた設計に感心したり、逆に設計上の不具合が身にしみたりと、非常に勉強になります。やっぱエンジニアは現場に出てなんぼでございますよ。
 そうそう、今週の写真は電磁流量計(らしい)のですが、もし詳しい方。使い勝手等の情報ください。
 弊社の決算期は5末なので11月末で上半期の決算。今期は前期とはまた違ったチャレンジに取り組む必要がありそうですが、詳しくは近々ブログのネタにしますのでお楽しみに。

2013年11月24日

 弊社日常についてはフェイスブックに投稿するようになって1ヶ月ほどが経ちましたが、やってみるとこれがなかなか日記っぽくて、あとからみると結構面白いです。特に最近のように遠方出張が続いているとなおさらです。今週も毎日外に出てる予定なので、ネタにこまることはなさそうです。

2013年11月17日

 先週月曜日は水環境学会後に沖縄県企業庁様の新石川浄水場を見学させていただきました。その後東京に戻ってきたら、なんか一気に冬になったような寒さで、いよいよ年度末が近づいてきた感じです。業務関連でも先週はいろいろありまして、大型案件を失注したりミャンマー案件を中国に持って行かれたりした一方、3年近く止まってた執筆案件がそろそろ再稼働しそうになったりして、こういうのって来るときには一気に来るもんなんでしょう。
 あと、FBの会社のサイトを本格稼働して積極的に日常の出来事を発信するようになってから一ヶ月ほどたちましたが、まだいまいち使い方がわかりません。管理者とそうでない人とで見れる情報のレベルは違うようだし、記事に「いいね!」をもらうのと、会社に「いいね!」をもらうのでは意味が違うみたいです。しかし、1ヶ月もやってみると、どんな仕事でどんなことをやってるか、弊社の日常が蓄積されていく感覚がだんだん楽しくなってきたのも事実。まあ、ねりねりと、やってみます。よかったら会社に「いいね!」ください(とお願いしたらどれくらい影響があるかを測るテスト(笑))。

2013年11月10日

 先週は毎日でずっぱり、特に勉強系の用事が目白押しでした。国際化研究会やら、水を語る会の幹事会やら、遠隔検針のワークショップやら、その総まとめとして(笑)水環境学会のシンポジウムで沖縄にきています。
 こういう研究レベルのインプットは、すぐに水道の現場で活きるというものではありません。しかし、関わっている先生方と交流するのが非常に有意義なわけで、なにより、未来の技術を考えるのは大変楽しいのでありますよ。本を読んで分かったような気分になるだけでは、未来を見通すことはできないハズ。特に、コンサルでメシを食ってる人は、こういう機会にはなるべく積極的に関わるべきだと思うのであります。

2013年11月03日

 今週はビッグサイトで開催されたインケム2013、特に「水イノベーション」コーナーを中心に覗いてきました。郡山での水道展でブースを出されていたような、普段見慣れた会社さんとはちょっと違うラインナップに、水道用の機器とは毛色の違う設備屋さんや技術がたくさん並んでいて、なかなかどうしてよい機会でした。次に水道業界に出てくる技術はどれかなーなどと考えながらつらつら見るのがなんとも楽しい(笑)

2013年10月27日

 郡山で開催された全国研究発表会に行ってきました。今回からは水道協会の総会との併催になったので若干スケジュールが変更になったほか、人数が増えた分いろいろ影響もあったようですが、一年で一番勉強できる最高のチャンスですから、優先で参加するようにしています。
 いろんな発表に学び、最新技術の展示を拝見し、普段なかなか会えない人に会う。充実した3日間でした。

2013年10月20日

 先週は16日、水道技術研究センターの前理事長の藤原様が、水道業界でお困りごとのある方にアドバイスなどできるようにとのことで、虎ノ門に「オフィス藤原」を開設され、そのお祝いの会があり、参加してまいりました。ただ、藤原様に気軽に問い合わせってのも、普通にはなかなか荷が重いのではないかぁと思います。そこで、弊社のフェイスブックページの運用を今週よりベータテストに切り替え、かねてより検討してきた、水道屋さんの双方向のコミュニケーションの確立をやってみることにしました。
 とはいえ、フェイスブックページの運用はまだまだよくわかんないので、本業の合間を見ながらぼちぼち進めます。今週はPCもついにご臨終したし、いろいろ手間がとられておりますが、こういうのは単純に慣れですから、やってみるしかない。いいねボタンみたいなのも作ってみたけど、いまいちこれに何の意味があるのかわからないんですが、でもよかったらプッシュしてください。
 そういえば、いよいよ今週は郡山で水道研究発表会です。年に一度、いろんな事例を学ぶ場。会場でお会いできることを楽しみにしております。

2013年10月13日

 ちょっとでかいコンペに応募してたんですけど負けちゃったこともありまして、この週末はちょっとほっこりしてます。せっかくの三連休、少し遠出をしてみようかな...

2013年10月13日

 ちょっとでかいコンペに応募してたんですけど負けちゃったこともありまして、この週末はちょっとほっこりしてます。せっかくの三連休、少し遠出をしてみようかな...

2013年10月06日

 いよいよ10月に入り本年度業務が次々立ち上がりはじめてます。初回協議は打ち合わせとしては一番気楽なのでこの時期の出張はそれなりに愉しいような(笑)。
 さらに、水業界以外の方との情報交換や協議がここのところ多く、投資ファンド、公的金融機関、人材派遣、情報技術、メンタルヘルス、品質保証、と水業界の他の様々な分野との間で、弊社、ひいては水業界の連携のあり方について検討を重ねております。いろいろ考えないといけないことはつきませぬのですよ。

2013年09月29日

 先週最大の山場はやはり水を語る会でしょうか。綾先生はまさに戦後の我が国水技術の「学」側面の大御所なわけでして、特にまだ社会が発展途上だった時代の模索の経緯、積極的に現場に出て現実を見てきた経緯、そしてなにより失敗だったことは失敗だったと臆せず言える性格とお立場(と言って失礼でなければいいのですが)が我々のような青二才には大変清々しく感じられた2時間でした。
 ちなみに、毎回私は速記を担当しておりますが、先生の話は論理的で早口ではないため、かなり再現度の高い速記録ができました。こういった、経験値の高い方の逐語録は私にとってまさに宝物です。水を語る会の総集編は2年に一度くらいの頻度で出てるので、清書したのちそれに収録されるでしょう。
 ちなみに当日は国際化研究会もはしごでして、水道業界での民活の実務面では最高ノウハウをお持ちの水ingの與三本さんにヨーロッパの事例についてのインタビューをいただきました。こちらはチームメンバーが原稿に仕上げて水道公論に掲載される予定なのでお目に触れる時期は少し早いはずです。
 かように、専門性の高い方の話を伺う機会というのは、知的好奇心を刺激される、本当に愉しい時間です。こういった経験をもっと広く共有できないかなぁと考えておりまして、その方法を検討中です。情報技術分野の専門知識をお持ちの先輩診断士の方に相談をしたのが先週でして、フェイスブック上でやってみる方向で企画を進行中です。こちらも乞うご期待。フェイスブックのアカウントを持ってない人は早めに取ってなれておいてくださいね(笑)。

2013年09月22日

 今週は外回り中心。福島、福岡とまわったあと、水環境学会の見学会でありあけ浄水場を見学。無機膜に微粉炭となかなかおもしろい浄水場でした。メーカーの人は処理施設のスペックに興味が集中するわけですが、私は民活スキームや要求水準とかに興味がいくわけで、質問タイムでは無理な質問をしてしまってすみませんでした、とここで軽くお詫びしておくことにします。
 いろいろスタートアップが重なってここしばらくはバタバタしてましたが、今週は少し落ち着いて、各種の段取りを順序よくやっつけていくことに注力します。

2013年09月15日

 今年度業務の段取りが相次ぎ開始になりしばしばたばたが続いておりましたが、その分いろんな人と会っていろんな話をでき、名古屋時代の師匠にも久しぶりに相まみえました。今週も出張続きですが、いろんな人と情報交換をするせっかくの機会ですから、おおいに楽しんできたいと思います。そうそう、金曜日には水環境学会主催の見学会で、大牟田荒尾のありあけ浄水場を見学してきます。

2013年09月08日

 ソンボウさんからお誘いいただき、名古屋市主催で開催された緩速ろ過技術のシンポジウムに参加してきました。プレゼンターはイギリスのグラハム教授とアメリカのコリンズ教授、参加者には我が国の第一人者の中本先生など、この分野のトップ研究者が集合です。シンポジウムのタイトルは緩速ろ過ですが、内容はもっと幅広くて、粗ろ過や土壌浸透等、土に水を通して効果を得る技術全般でして、全般にさわりだけではありましたが、非常に興味深い内容でした。タイトルさえ変えればもっとお客さんくるのではないかなぁと。中本先生からも緩速ろ過技術の秘伝の書(CD-ROM)をいただき、ウハウハでしたww。

 ちなみに、シンポジウムが開催された4日の午後は台風崩れによる豪雨で名古屋市北部で浸水の被害、JRや名鉄がストップする騒ぎに。コリンズ先生のプレゼンの途中、マナーモードになっているはずの携帯があちこちでピロコロ大合唱を始めるというハプニングがありました。翌日予定されていた犬山頭首工等、名古屋市の誇る水道施設の見学会が中止(行き先変更)になったのがなんとも悔しいことでありました。
 あ、あと、8月号の「日立評論」は水特集です。ご照覧あれ。

2013年09月01日

 暑い夏はまだまだ続きますが、今日から9月、いよいよ今年度も本格的に動き出した感じです。相変わらず走り回っておりますが、それでも一年の間では一番余裕のある時期ですね。そして、年度末に向けて、今年は仕事はどの程度できるか、黒字を出せるか、一番不安な時期でもあったりします。
 あと、採用・紹介についてのページがバグってたので修正しました。人材募集のためのコンサルを受けておりますが、そちらも来週には一段落です。

2013年08月25日

 暑かったり大雨が降ったり。今年は天気が大変です。先週は東北をはじめ半分は出張、半分は缶詰という感じでしたが、今週は毎日お出かけ&いろんな人にあいます。なにげにいろいろお尻に日がついてますが、第1四半期が終了しつつあるので、そろそろ今期の経営経営計画もたてないといけないし、冷静に考えれば決算以降の精算をさぼってるし...まぁ、よく言えば、そういう処理をやれる程度には段取りが固まってきたかなとも言えるわけですが。

2013年08月18日

 お盆が終わり、8月も後半に入りました。恥ずかしながら白状しますと、仕事の提出時期を「お盆明け」に設定してしまうことが多いので、しばらくは提出等で走り回ることになります。これぞ自業自得って感じですな。 

2013年08月11日

 まさしく夏真っ盛りの暑い日が続きます。技術士の二次試験や中小企業診断士の一次試験等、試験の夏もひとつの山を超えましたし、お盆が開ければいよいよ今年度も本格的にスタート時期といったところでしょうか。診断士の実務補修も今週後半から始まります。しばらくはいろいろ段取りです。

2013年08月04日

 あっという間に夏盛り、既に休みをとってしまったのであとは精一杯働くだけなんですが、どうしても暑いこともありちょっとだれ気味な今日このごろです...いかんなあぁ。
 そうそう、次回の9月の水を語る会では、念願叶って(笑)綾先生のお話を伺えることになりました。基本的には、「誰その人?」という若手の方のための企画です。ぜひ参加してください。「怖い」というベテランの方、まあまあそう言わずにやっと許可をいただいた今回の企画を生暖かく見守ってください。 

2013年07月28日

 先週は後半から西へ東へ西へと大移動。衛生工学研究会でCREST研究の発表を聞く等、ちょっとアカデミックなことに時間を使ったりしてきました。もともと衛生工学という学問分野は際立って学際的なんですが、私が学生だった20年とちょっと前と比べて、計測技術の進歩が顕著ですし、その守備範囲が随分広がってきているようです。ときにはこういった専門分野の少し外側の最新動向に触れるのもいいなぁと思います。
 一方で、今期はこれまでのところ、維持管理関連やらアセット関連やらのミッションが中心、こちらはこちらでのばしていかないといけません。とりあえず先に夏休みとってしまったので、遅れを取り戻すために、頑張ります。

2013年07月21日

 先週なかばに帰国し、いろいろな段取りを中心に作業再開中です。しかし毎度のことながら時差ボケに弱く、昼間は眠いし、夜は目が冴える(けど寝るのは寝る)のでなんとも効率が悪い。もう少したてば治ると思いますが...

2013年07月14日(13日更新)

 先週末の出国から約一週間、現在スウェーデンはストックホルムに滞在中です。そういやGW時には年中無休とか僭称していたなぁと...

2013年07月07日(05日更新)

 7月に入りましたので、恒例の夏休みにて一週間ちょっとお休みをいただきます。17日に帰国の予定です。どこへ行くのか、それは次回更新をお楽しみに。

2013年06月30日

 はやくも6月が終わり、初夏の陽気が見え隠れする今日このごろです。弊社のオフィス移転も概ねめどがたったところ、暑中お見舞いを兼ねて送った移転案内が、届いているところには届いているかなぁと。でも、ちょくちょく、宛先不明で戻ってくるハガキが....orz
 ということで、このサイトの会社概要にもヘッドオフィス(他にオフィスがあるわけではないですが)の案内を掲載しました。あと、来週から再来週にかけて10日ほど夏休みをいただきます。

2013年06月23日

 アイポンが壊れて交換したり、決算を締めたり、法事だったりと結構いろいろあったのですが、このへんはブログやフェイスブックでレポしたので省略。ちょっと風邪気味なので更新も少しなおざりにしてさっさと寝ます。

2013年06月16日

 福岡大学で開催された公益事業学会を覗いて来ました。電力や鉄道等の分野が強い印象のある学会ですが、逆に言えば水道屋の視点から他の分野でやっていることを学ぶことで何か気づきが得られるのではないかなと期待したわけです。
 結果からいうと、いい意味でも悪い意味でも期待以上でした。JR九州の取り組みや熊本県知事(写真)のお話はそれ自体が面白かったですが、より興味深かったのは、業界や会社によって「公益」を重視しているか「収益」を重視しているかが大きく異ること。その割に、「公益」を重視しているところは結果として「収益」に悩み(だから値上げをどうやって認めてもらうかとかで悩んでいる)、「収益」を重視しているところは結果としての「公益」が目を極めてユニークな形で出ていることが印象的でした。水道のあるべき経営の姿を考える上でもヒントになりそうです。

2013年06月09日

 先週は福島県双葉地区と浪江町に行って来ました。福島第一原発の事故(いわゆる原子力災害)による放射性物質の影響が最も強い地域で、この春に立ち入り制限がやや緩和されて昼間の仕事ができるようになった地域があり、この地域の供給再開の段取りについて状況を把握することが目的です。
 この地域は、地震も6強から7クラスと強く、さらに沿岸部では津波の被害も大きかったのですが、原子力災害のせいで現場に入りにくいことから、復旧もこれから着手といった段階です。
 復旧復興には作業用水の確保が不可欠であり、線量の低い地域のための水ニーズに応える必要がある一方、需要の回復がどこまでくるのかは全く読めない状況で、不確定要素が極めて大きいプランづくりに挑むこととなります。

2013年06月02日

 先週木曜日、秋田県は横手市様主催の第20回管路更新耐震化プロジェクト(水道フォーラム)にて、シンポジウムの基調講演とパネルディスカッションの司会をする機会をいただきました。統一テーマは「人と組織」とし、ダク協の大久保顧問、栗本鐵工所の武田部長に加え、気鋭の若手諸氏として、矢巾町の吉岡様、横手市の杉山様、水みらい広島の松延部長にパネリストになっていただきました。
 実は事前に「お手柔らかに」と言われていたのですが、すみません、私は「不規則発言」がウリですから、そこは皆様のご期待に応えるべく、アドリブで「水道の人と組織大喜利」をしかけさせてもらいました。しかし、さすがは皆様、一人一題ずつ的確に返してくださいました。いかなる難局であっても人材力さえあればなんとかなる、そういった統一テーマにきれいなオチがついたのが、関西人的にはありがたかったです。

 また、ちょっと無理をいって、翌日は横手市様の浄水場3箇所を見学させていただきました。これがまた、それぞれに工夫と努力のあとが滲みでた極めて特徴ある魅力的な施設でして、大いにインスパイヤされてきました。前日は受け継ぐべきモノが何かを考える機会であったのに対し、見学ではその答えの一旦に触れることができたように思います。

 先週の水システム国際化研究会では担当原稿のプレゼン、内容はまだ書けませんが月曜日にも大きなプレゼンがあったりして、プレゼン三昧の一週間で第三期を締めました。
 6月1日から弊社も第四期、新たに設置した本部オフィスのごみ出しもなんとか終わったので(まだまだ整理はついてませんが)、気持ちも新たに頑張っていきたいと思います。



備考・出典

  • 110615 テンプレの再構築作業にともない更新。

水と水道の写真(最新)

先週の出来事(最新)


備考・出典

  • 120527 全面更新。
  • 130426 旧年度ページへのリンク追加。

WaterPartnersJP all rights reserved >>index >Top