水道技術経営情報
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水と水道の写真 Photo gallery


2011年03月27日

 東京都水道局は金町浄水場の常用発電設備を遠景で撮影した写真です。ちょっとみにくいですが、写真中央の右より、水色に塗られたダクトがあるあたりにターボファンジェットエンジンを流用した発電設備が設置されています。我が国でPFI法ができる前にPFIをやってしまったという点で非常に有名な施設で、東京都水道局の実力をみせつけた事業でした。
 この設備、もとより非常時に使用することを想定した設備ですので、どんな大災害でも免責はなく、稼働させなければなりません。本来、災害対策というのはそういう最悪の事態に備えてやるものなのだ、ということを、この施設は教えてくれます。災害対策の不備により甚大な被害をもたらしている某発電所のせいで、金町浄水場は別の意味で有名になってしまいましたが、個々の現場では、その失敗を少しでもカバーするための不断の努力が、続いているハズです。2004年04月04日撮影。


2011年03月20日

 鹿児島県奄美市の導水管災害復旧現場です。写真では説明しにくいですが、右上の方に見えるダクタイル管の水管橋は本復旧、左下の方、河川敷内に設置されている管が仮復旧です。水色に見える水管橋の応急対応として不断水分岐を行ったもの。2011年03月19日撮影。


2011年03月13日

 神奈川県横須賀市、逸見浄水場の応急給水車です。今回の巨大地震の被災地にも、全国の水道事業者から応援がかけつけていることでしょう。この車たちも、今頃(3月13日)は東北地方のどこかで給水を行っていると思われます。2005年04月23日撮影。


2011年03月06日

 名古屋市の鍋屋上野浄水場での緩速ろ過池の砂かき作業のヒトコマです。トンボみたいなのをつかって人力で砂をかきよせます。砂の表層は生物層になっているのですが、ここに小さな魚とかがたくさんいて、自然の営みにより浄水される緩速ろ過の特徴を肌で感じることができます。2003年07月09日撮影。


2011年02月27日

 水道協会の入っている水道会館は東京都は市ヶ谷にあり、そこで開催された水を語る会に参加しました。写真はお疲れ様会でもりあがりつつ駅に向かう途中にメンバーが見つけた不断水分岐の工事現場。酔った勢いもあり、大挙して現場に押し寄せて工事現場の見学をする一同。関係者の皆様、ご迷惑をおかけしました。2011年02月26日撮影。


2011年02月20日

 中東で民主化要求の波紋が広がっています。アラブ諸国には石油が出る国と出ない国があり、出ない国は大変貧しいのですが、だからこそアラブ諸国の原型をみることが出来ます。写真はイエメン国の首都のサナア市の市内の噴水です。周りに山があり、水が得られるからこそ人が集まって街ができたのだろうなと思いました。2006年10月31日撮影。


2011年02月13日

 愛知県豊田市の簡易水道の四ツ松浄水場です。右の大きめのが急速ろ過機で、左のやや小さいのが粒状活性炭処理槽です。このクラスになると浄水場といえど無人運転が当たり前で、その意味では自動化が進んでいる先進的な浄水場なのかも。2009年03月20日撮影。


2011年02月06日

 広島県福山市の芦田川河口堰。山陽地方は我が国の産業の一大集積地でしたが水資源は決して豊富な地域ではなく、これゆえに河川流量が少なく流域の汚濁負荷の影響をうけやすいわけす。日本の中国とお隣の中国、スケール感はともかく、顕在化している課題の構造そのものは似ているような気がします。2006年12月21日撮影。


2011年01月30日

 湘南国際村配水池は、神奈川県横須賀市と葉山町の行政界付近に整備された湘南国際村への水供給の拠点です。2階は展望レストランになっていて、高台に位置する配水池の立地をうまく活かした施設になっているほか、一階には「水の広場」が設置されています。研究会の合宿の際に利用しました。詳しい説明はこちら。2005年04月23日撮影。


2011年01月23日

 横浜市で開催された第6回IWAワークショップのヒトコマ。テーマは「蛇口の水のプロモーション」。世界の水道事業者のPR活動についてまとめて発表を聞く機会はそうそうないです。まあ、もちろん、全部英語ですけどね。2011年01月20日撮影。


2011年01月16日

 栃木県足利市の水道事務所内に展示されていた旧ポンプです。昭和5年に竣工して昭和51年まで46年間使用されていた、その労をねぎらう意味で展示されていました。ポンプって適切にメンテしてれば結構長く使えるものでして、以前北九州市で100年前のポンプが現役なのを見た覚えがあります。2011年01月12日撮影。


2011年01月09日

 某所のマンション用ブースターユニットです。ブースターポンプ方式によって直結給水ができるようになってから十数年、そろそろ初期に導入されたものについてはオーバーホールの時期に入ってきているようです。10年の間に技術は進歩し効率もかなり向上したと聞いています。2010年12月27日撮影。


2011年01月02日

 シンガポールのNEWaterプラントは複数個所ありまして、これはそのうちSEMBCORPのものです。シンガポール国際水週間の見学会のときに撮影してきたものです。新年最初ということでNEWつながりでチョイス(笑)。2010年06月28日撮影。


2010年12月26日

 水道新聞の今年の10大記事にインスパイヤされて、日本全体の水道の司令塔である厚労省の写真等を使ってみることにしました。2010年11月10日撮影。


2010年12月19日

 汚泥沈降試験の様子。実験としてはおそらくこの世で最も地味な試験の一つではないかと(笑)。このときには2回試験をやったんですが、汚泥の中に魚卵がまじてって、そこから生まれたハクレンを、ライギョと思って「らいちゃん」と名づけて飼ってました。しかしある日水槽から飛び出してお亡くなりに...2003年08月25日撮影。


2010年12月12日

 岩手県滝沢村の姥屋敷水源の工事風景。深井戸構造で湧水なのだそうです。現在では上屋が整備されて水道水源として利用されています。水を語る会の会場にてのいただきもの。2010年12月04日入手。


2010年12月05日

 東京都水道局東村山浄水場、水道技術研究センターの文献抄録委員会主催見学会にて。小水力発電、太陽電池発電、常用発電設備と汚泥の加温脱水等、エネルギー面での工夫満載の浄水場で、その電力を使って限られた敷地条件の中での高度処理に利用しているという、我が国水道技術の粋を集めた浄水場なのです。でも実は、常用発電設備を導入した背景にはさらに深い理由が...教えてもらってなるほどと唸った次第。2010年12月02日撮影。


2010年11月28日

 盛岡市の米内浄水場。水道フォーラムの翌日にパネリストの方がたといっしょに見学させていただきました。昭和9年に設置された浄水場で、浄水方法は緩速ろ過と高速凝集沈殿の組み合わせです。場内は桜の名所でもあり、取水堰も大変趣があり、旧管理棟は文化財として保存されているなど、水道と文化の融合のきわめて優れた例といえるでしょう。2010年11月23日撮影。


2010年11月21日

 抜けるような秋空の下の利根大堰。埼玉県と群馬県の県境に位置し、利根川上流の開発によって得られた水利を東京都や埼玉県に供給するための施設です。今は丁度鮭の遡上のシーズンとのことで、魚道にガラス窓が設置され、その様子を観察できるようにしてあります。2010年11月19日撮影。


2010年11月14日

 横須賀市水道局、逸見浄水場の場内に設置されていた浄水施設の実物大模型。看板の表示では急速ろ過装置です。逸見浄水場は、実物大模型の他にも、動く模型等、見学者が水処理施設を理解するための様々に進んだ展示があって素晴らしいですが、作業員がブルーマンなのは、おそらく人間と人形の区別をつける工夫だと思われます。2005年04月23日撮影。


2010年11月07日

 青森県は八戸圏域水道企業団の白山浄水場内に設置された白山配水塔です。浄水場周辺があとから開発されて住宅等が増えたために設置された配水施設で、容量は2,200m3、高さ39m。ちょうど夕暮れ時刻で八甲田山系におちる夕日は素晴らしい景色でしたが、企業団そのものも、厚労省のモデル事業といわれるほど一つの理想形として有名な事業体さんでもあります。2010年10月29日撮影。


2010年10月31日

 先週に引き続き水力発電設備。津軽広域水道企業団総合浄水場の場内に設置された発電所でして、総落差約76m、最大出力640KWと本格的なものです。おしむらくは、当時はまだ水道施設における発電への理解が経産省になかったことですね。先駆者ならではの苦しみがあったようです。2010年10月29日撮影。


2010年10月24日

 スイスのルツェルンという町でみかけた小水力発電設備です。自然河川を二つに分流させ、片方に簡易な堰を設けて水位差を発生させてペラを回しているようです。写真にマウスを載せるとこれは現場の立て看板のイラストになります。なんとなく、観光立国であるスイスらしい施設ですね。2010年07月04日撮影。


2010年10月17日

 阪神水道企業団尼崎浄水場のオゾン発生装置です。今週の水道サロンで、企業団の技術管理者をつとめられたS々木様のお話が大変感銘深いものでしたので、そのつながりで選んでみました。本当はU-tubeとか、上部利用でホームセンターが立地してたりと、ものすごくユニークな施設満載の浄水場なのですが、横スケールのいい写真がなく...自分の写真センスのなさにがくぜんとします...2002年11月11日撮影。


2010年10月10日

 陸上自衛隊の装備する浄水車で3台一組で運用されます。イラクはサマワでの復興支援でも大活躍していましたですね。浄水ユニット部分は神鋼環境ソリューション(当時は神鋼パンテック)製で、なんと、輸送機から空中投下して40m落下しても壊れないようになってるとか。熊本で開催された水道展の際に展示されたもので2004年10月27日撮影。


2010年10月03日

 一見なんの変哲もない舗装道路に見えると思いますがダムです。地下ダムといって、壁状の構造物を地下に構築して、地下水が流出するのを防いで地下水位を維持し、これを汲み上げて使用するもので、沖縄県は宮古島の施設です。たしかこのときの説明では、ハワイの大学の先生が開発した技術だとか。もちろんどこでも摘要できる技術ではなく、地下水の帯水層の能力が大きく(宮古島の地下はもともとサンゴ礁で保水力が高い)、一方を区切って地下水の流出を防げる地下構造が必要なんだとか。2003年07月03日撮影。


2010年09月26日

 福岡県大川市の配水池の工事現場の写真で、PCタンクの円形ドームの施工中です。PCタンクとは、あらかじめ鋼棒に引っ張り力を与えてコンクリートの圧縮強度を有効に利用する構造物で、比較的少ない材料で所定の構造的強度を得ることができるので、我が国では水道用タンク広く用いられています。もっとも、写真の天蓋部分はPC構造ではありませんが。デジカメ写真ライブラリを整理していると、使える写真で一番古かったのがこの写真でした。1999年12月09日撮影。


2010年09月19日

 香川県善通寺市の水源、買田貯水池。香川県には弘法大師の時代から多くの農業用水源としての溜池があることで有名ですが、その一部は水道水源と農業用水源として利用されています。詳しくは伺い知ることはできませんが、組織目的の違う二つの組織がからむといろいろ大変なんだろうなと想像するところです。2006年11月16日撮影。


2010年09月12日

 筑後大堰の写真。すぐそばに佐賀県の佐賀東部広域水道企業団の北茂安浄水場の取水施設があります。ここの取水施設は稚魚が迷いこむのを防止するためにエアカーテンを設置していると聞いたことがあるのですが、なんせ10年前に聞いた話なので今現在はどうなのかわかりません。2009年6月18日撮影。


2010年09月05日

 東京都水道歴史館です。水を語る会のパネルディスカッションが開催されたときに訪問しました。江戸時代から現代に至るまでの、東京の水供給の歴史が、実物資料と様々なオブジェで見学できるほか、東京都水道の歴史を考える上で興味深い資料を納めた図書室があります。2009年12月05日撮影。


2010年08月29日

 アラブ首長国連邦のドバイには、一般開放されているモスクがあります。通常のモスクは異教徒は中に入ったりできないのですが、ここは開かれたイスラム教を伝導する意図から?か、モスクに入るときの作法や内部の見学をできるようになっています。イスラム教徒はモスクに入る前に、定められた作法で、手、顔、足等を洗うことになっていて、水供給施設は必須なのだそうです。2006年10月29日撮影。


2010年08月22日

 記念すべき第一回は、カンボジアはプノンペン市、プンプレック浄水場の写真です。日本の無償援助で全面更新され、プノンペンの水道の発展の基礎を創り上げた、我が国にとってもカンボジアにとっても意義深い浄水場です。市中心部に位置し、水道公社のオフィスも併設されていて、料金窓口にはバイクで市内から集まってきたユーザーのみなさんが料金を支払っている光景がきわめて印象的でした。2010年03月20日撮影。


備考・出典

  • 110615 テンプレの再構築作業にともない更新。

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備考・出典

  • 120527 全面更新。

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