水道技術経営情報
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先週の出来事 2011/06〜2012/05 Procedure


2012年05月27日

 ホルムアルデヒド騒ぎはなんとか一段落。その後の顛末は出来事リストに記載しました。大先輩技術者のSさんから、ホルムアルデヒドの処理には活性炭はいまいちではないかとのご指摘をいただき、この関連情報を追加しております。
 弊社は起業が6月なんで、5月末が決算の締め。第二期末が赤くなるか黒くなるか、ぎりぎりの経理処理の真っ最中です。通信費、ぶっちゃけ携帯代の請求額資料を取り寄せ中なんで、それが確定しないとなんとも。まあ、確定したら例によってブログネタにするつもりです。
 あと、口コミとホームページしかプロモーション手段がないくせに、あまりにホームページの更新放置していたので、これを反省してサイトデザインを全面改訂中です。しばらくはこちょこちょいじりますので、見るたびにサイトデザインが変化してたりします。あと、ずっと動かなくなってたグーグルの検索窓の修理を実施。あと、玄関から水道情報を探しに来る人って、常連さん以外にはいないような気がするので、玄関はシンプルにしましたが、シンプルにするとなんか寂しいような気もする。どうしよう。ご意見ご要望などいただけると幸いです。

2012年05月20日

 バングラデシュから帰国して翌日朝イチの飛行機で松江の水道研究発表会へ、という段取りであったのですが、飛行機を寝過ごすという大失態(大汗)、幸運にも別便(ANA)の米子空港行きが1席確保できたので、乗り過ごしたJAL(出雲空港)をキャンセルしたつもりが、間違って帰りの飛行機をキャンセルするという二重ミス。幸い、キャンセルのキャンセルを受け付けてもらってぎりぎり難なきを得ましたが、まあ、貧すりゃ鈍するというのはこういうのを言うのかなと思います。
 そんなこんなで、最初のフォーラムこそ参加できなかったものの、その他のコーナーは大体参加。時差や疲れもあり寝てた時間も結構あったけど、特に今年は地震関連の報告が大変充実していて、大変勉強になりました。また、一年に一度の機会に、業界の各所で活躍されている皆様とご挨拶できたのも、毎度のことながらの収穫でした...まあ、夜の水道屋密度の濃いことといったら尋常じゃなかったですが(笑)
 更新関係では、過去の情報収集インデックス修正関係作業を進めてもらったほか、埼玉・千葉周辺でのホルムアルデヒドによる断水被害を受けて、ホルムアルデヒドのページを追加。でもビルダーのバージョンが変わってる関係で、勝手にデフォルト設定が入れ替えになてって、いまいちうまくいってないデス...なんつーか。

2012年05月13日

 一ヶ月の海外出張というのは行く前は長いけど終わるころには少し時間が足りないなと思うことが多いような気がします。明日にはこちらを出国するのですが、仕事の進捗はまずまずといったところ。ただし、ボスに見せてダメ出しをくらうと帰国後もいろいろ作業をしなければならなくなるのがちょっと怖いですが... ともあれ、まずは一旦帰国します。そして、松江の研発に参加する予定です。

2012年05月06日

 ダッカ市内をうろつくと、狸も歩けば水施設にあたる、とばかり、水道局事務所、巨大な高架タンク、給水車、水源井戸らしきポンプ、水管橋、はては鋳鉄管工事現場まで、様々なものがみつかります。そんな、通常ならどうでもいいようなものを見つけて楽しめるというのがヲタクの特権、楽しく生きるためには何らかの分野でヲタクになるべきだと強く思う今日この頃です。
 とまあ、そちらはいいとして、スケジュールの2/3を消化、そろそろ中間報告の段取りが見えていないといけない時期なのですが、相次ぐホルタル(ゼネスト)によって週の半分がホテル作業なのに加え、メーデーの5/1、さらに5/6が祝日になっちゃったりしてかなりシビアな状況に。ともかくゼネストはそろそろいい加減にしてほしいというのが偽らざる本音です。

2012年04月29日

 ゼネストによるスケジュールの混乱に悩まされながら前半日程がおおよそ終了。時間が許せばもう一度現地を確認したいですが、当面はダッカにて、これまでに収集した情報を使った作業がメインになります。
 衛生状態についてはいろいろ懸念していたのですが、事前に思ってたよりは衛生的な水を手に入れることができるようで、ボトル水は十分な品質のものが容易に入手できますし、ホテル等の水も基本井戸水なんで悪くありません。もちろん人の集まる市場のトイレ等、衛生的でない環境もあるわけですが。
 あと、発見としては、カレーをかければとりあえず衛生面で安心して食べられる、ということですね。カレーやダール(豆スープ)を消毒剤と思って、指はヒリヒリするけれど(つまり手づかみで食べる)、しっかりとかけて混ぜてから食べれば、食中毒もまず心配ないです。もっとも、地方に出れば朝昼晩毎食カレーでバリエーションはありませんから、それはそれで、ダメな人にはしんどい環境なんじゃないかなぁ等とも思います。
 それにしても、まあ、田圃に沈む夕日が綺麗なこと。夕日の写真ばっかり撮ってるかも。

2012年04月22日

 先週よりバングラディシュに来ております。ダッカに到着した翌日から地方の調査、イスラムの国は金〜土曜日が週末ですので一昨日の木曜日夜にダッカに戻ってきて収集資料の整理と次の地方巡業に向けての準備中です。一昨日には別チームで来ている東京設計の皆さんと意見交換、貴重なお話をいろいろうかがうことができました。
 本来は今日から次の別の地方に行く段取り...だったのですが、野党有力政治家の誘拐をきっかけに野党がデモの呼びかけ、デモが暴動になってバス5台が焼かれて死者も、といろいろありました。離れているのでホテルまで影響することはまずないハズですが。
 とまあ、あんなこんなで、出発が明日に順延になりました。さすがに一筋縄ではいきません(笑)。

2012年04月15日

 まず、お詫び。ダジャレ道の大師匠、水道サロン、都合が合わず参加できませんですみませんでした!
 なぜサロンに参加できなかったかというと、その日程で水システム国際化研究会があって、インタビューで海外で活躍されている大先輩技術者の活躍のお話を聞いていたのです。沖縄の宮古市の国際貢献の取り組みを参考にしたいと思って調べていたら、緩速ろ過技術でエチオピアにて活躍されている方のお話で中本先生にぶつかり、さらには水を語る会でその中本先生がおみえになったり。いろんな問い合わせや情報がまるで紡いだようにつながっていったような、不思議な一週間でした...
 その総仕上げともいいますか、いよいよ今日から(現在1:00すぎ)海外出張です。ネットにつながる限り、HPやブログ、ついったーなどで外国の印象を発信していきたいと思います。

2012年04月08日

 出国を来週に控えて今週は最終調整をいろいろ。サクラの花吹雪のもとでバングラディシュに思いを馳せております...などと感傷にひたる暇なく、東へ西へ(笑)。
 まあ、いまどきインターネットさえつながれば、海外でも国内でもさほど作業環境に差はないわけで、仕事環境という意味では、それほど構えることはないのですが...ま、頑張ってきます。

2012年04月01日

 世の中にはいろんなノウハウがあり、中には、大声で言うのははばかられるけども結構重要なノウハウも少なくありません。たとえば、ウソとホント、正解と間違い、の線引きなども実に重要なノウハウです。
 例えば、安全性に関する線引き。放射能を例にとると、仮に、1mSv/年が法律の基準であり、1000mSv/年以上が臨床的に危険であるというコンセンサスがあるとしましょう。これはすなわち、「1mSv/年以下の被曝については放射線の影響があったとの予断をもたない」「1000mSv/年以上の被曝があれば放射線の影響がなかったという予断をもたない」ということを示すに過ぎません。1〜1000の間はコンセンサスがないゾーンということになり、影響があったともなかったともいえないので、個別に議論したり評価したりすることになります。科学的知見が少ないほどこの幅は広くなってしまうのですが、それをなるべく狭めていくのが科学者の仕事になります。いずれにせよ、どちらかがホントでどちらかがウソというわけではないのですな。
 うーん...エイプリルフールに絡めてウソをテーマにコラムってみましたが、いまいちかな。ま、本日から新年度入り。心機一転と行きましょう。

2012年03月25日

 先週今週はいかにも年度末〜!って状態。成果品(案)だけでなく、請求書やら提案書も手配しないといけないので、社員のFさんと一緒に書類を抱えて西へ東へ、メールを送って上へ下へといった日々です。まあ、来週には新年度入りですから、一旦は落ち着くでしょう。
 そんな中、創業時から少しづつ開発を進めてきた経営診断システムについて、その配布用のソフトを委託していた分が完成。新年から大々的にサービス開始...といきたいけれど、人手不足なんで、まずは、先行ユーザー様向けを優先してのリリースとなります。ま、まだまだサービスの品質は改善余地がたっぷりありますので、海外出張中の飛行機の中とか、ニッチな時間を有効利用してサービスのレベルアップに努めていきます。ぶっちゃけ、自分が使う用に開発した診断ソフトだから、一つも売れなくっても、まあ、それはそれで。狸お得意の一発ギャグだったということでもまあいいやってことで(笑)。

2012年03月18日

 3月後半。仕事そのものの納期処理もさることながら、手続きの締め処理がなかなかどうして大変。契約内容や請求方法もお客様それぞれだし、時期もばらばらだし、手続きしてから入金までラグがあって確認が結構大変だし、そんな中で新年度案件の前受けがあったり、今期予定案件の遅延があったり。会社員時代は全部そういうのは事務職の人たちがやってくれてたし、今だってその手の作業はほとんど社員のFさんに頼んでやってもらってるんだけど、自分でやってたら、3月下旬から4月上旬はほとんど作業できなかったですね(汗)
 そうそう、契約取り交わしたのでもうオープンでいいと思うのですが、4月中旬から5月中旬までバングラディシュに調査の仕事で行ってきます。なので、段取関係の連絡はお早めにいただければ幸いです。ぶっちゃけ、段取がばたばたしているのはそのせいでもあったりするのです。

2012年03月11日

 大震災から1年の今日、世間は地震をテーマにした報道一色です。地震があったのはこの時期だったんですね。とりあえず何かできることはないかと思って始めた@ウィキ上の震災関連情報でしたが、自分ではしばらく更新しておりませんで、しかし、協力者のおかげで、今日は久しぶりに新着情報の書き込みがたくさんついてます。
 地震や津波、原発のときに何が起こったか、その情報を収集整理、分析する活動も今がひとつのピークですが、ともかくも、この経験をナレッジ化することが、まずは、最優先のミッションということになるのでしょう。そしてそれこそが、技術屋がやるべき貢献なのだと思います...ブログではちょっときついことも書いたけど(汗)、まずは、3月下旬に仙台で開催されるシンポジウム用のデータ造りをがんばります。明日一次報告だし(笑)。

2012年03月04日

 先月の頭に雑誌用のポンプの解説を作ったのに続き、今月頭は地震で水道施設、特に管路がどのように壊れるのかについて報告をとりまとめることになります。いろいろ面白い発見があるので、それについてはセミナーや報告書をみてもらうとして、一つ指摘したいのが、「仕切弁の耐震性は管路とは切り離して考える必要がある」ということ。
 非常時に断水エリアを速やかに制御できることが復旧に致命的に重要であること、さらに弁が破壊されていた場合、その復旧がきわめて大掛かりな工事になることなどを考えると、管路の耐震化とは別のレベルで弁の耐震性を考えなければなりません。もとより、弁が設置されることが多い分岐部分は方向の異なる地震力を受けるため破損しやすい管網システム上の弱点なわけで、そういう考えをとりいれた配管設計の重要性を提言するつもりです。
 そういや、先週は、仕切弁大好きな3歳女児の親御さんからブログへの投稿もあったし、ちょっと弁との縁が深かった一週間だったのかも(笑)。 

2012年02月26日

 先週から今週のかけて随分いろんな人に会いました。21日の津野先生の最終講義の友人連中のほか、先生や先輩や...別になにか時期的なものがあるとは思わないのですが、なんかこういうのって重なるもんなのかもです。年度末に向けていよいよラストスパート、締まっていこーー!

2012年02月19日

 平成23年度岩手紫波地区水道事業協議会(第8回研究会)に参加してきました。テーマは「岩手紫波地区発!中小水道事業の持続可能性」。座長の余湖先生による基調講演に続いて鼎談方式で自由な(ちょっと自由すぎた?(笑))討議を通じて、私なりの、小規模水道の持続性確保のための考えを開陳させていただきました。内容は当日参加した人だけのお楽しみということで。
 まあ、提案したのは技術的、経営的には十分可能であっても、規制的には極めてしんどい方法なので、すぐには実現できないでしょうが、なに、国内でダメなら海外でやってみればいい(最近、すでに中国で一部実現されてしまってることを知ってちょっと悔しい)。そうこうしているうちに本当ににっちもさっちもいかなくなれば、現実に合わなくなった規制なんてのはなし崩しになっていく例は多々あるわけで(小規模水力発電なんてその最たる例)、それまでじっくりとコンセプトを煮詰め、機会を待つだけです。

2012年02月12日

 今週の記事の掲載作業をしていてちょっと気になったのが、外国資本による水源地の買い占めを防ぐという「水源保護条例」の記事。なんか水源地が根こそぎ特定の外国に奪われてしまうようなキャンペーンがあちこちで流布されているわけですが...
 水源地保護のための取組として土地取引の制限を考えること自体はいいと思うのです。が、それが目的なら、別に「外国資本の脅威」を喧伝する必要はない。第一、水を全部汲み尽くすためには相応の構造物が必要で、それは別に規制がある。なにより、必要だったとはいえ水源地域にゴミ処分場を作るほうがよっぽど問題なわけで、それは日本人だってやってきたんじゃないかなぁと思うわけです。
 思えば、我が国では、電車等での携帯電話利用を非難するキャンペーンで心臓ペースメーカーへの悪影響が喧伝された黒歴史がある。しっかり検証したわけではないですが、ウィキで見るかぎり携帯が原因での死亡例はあれほどのキャンペーンの割には一例も確認されていないし、なによりペースメーカー入れている人が携帯を使っている例は目の前で見ているわけです。要するに、大声で電話をされるのが鬱陶しい、でも鬱陶しいという権利がないからへんなこじつけを流布したというのがおそらく真相でして、言うのは勝手だし気持ちはわかるから否定はしないけど、あんまりマジにとっちゃいけないキャンペーン。そんな気がします。ま、二酸化炭素排出権取引や地産地消とかと同じですね。

2012年02月05日

 横浜市で開催されたIWAワークショップに参加してきました。テーマはアセットマネジメントと顧客関係性です。我が国でも課題と認識されていますが世界でもよく似たコンセプトで様々な取組が行われていることの報告でした。ただ、考え方の根本、アセットマネジメントとは何かの捉え方の違いを少し感じました。
 海外では、Performance, risk, cost の3つのバランスをいかに最適化するかという取組がアセットマネジメントと認識されているようです。これは「経営」に首を突っ込んだ人間としては大変わかり易い説明ですが、我が国ではあまりそういった説明は聞かない。資産の長寿命化や投資の平準化等、個別の課題の組み合わせのように説明されている印象を受けます。ですから、リスクをとるために資産の回転を短期化させたり、性能をコストあたりで評価したり、といった、経営上ベーシックな打ち手が出てこないのかなぁと。
 あと、シドニーの方の、金銭価値評価できない便益をアセットマネジメント上で扱おうとする考え方の発表が興味深かったです。これは、税金や政策投資のような、非市場性の資金をどの程度入れていいのかが定量的に決めるための考察的取組なわけですが、資金というものの意味をどう捉えるかとの関係性で見れるかどうか。
 いろいろ考えることは多いです。

2012年01月29日

 技術士試験の受験を目指す後輩エンジニアたちの集いにお招きいただきました。模擬問題をということだったので、地図と最低限の条件を与え、不足する情報は経験で補って配水施設の概略設計をする問題を作問してやってみてもらったんですが、思った以上に回答がばらついたのと、どこを見落としているかで経験分野が一目瞭然にわかるのとが面白いところ。まさかここまでとは....弊社の入社試験を作ることがあったらこういうタイプの問題にしようと思います。
 本業の方はさすがに年間の最繁忙期、毎日ぎりぎりのやりくりが続いております。このへんは会社に所属していても独立しても変わんないですね。

2012年01月22日

 昨日(21日)は水を語る会。水教育がテーマで水道業界人とは一風かわった取組をいろいろ伺ってきました。その中で、矢巾町の吉岡さんに市民参加型ビジョンの発表をただいたわけですが、一連の取り組みの一部として、マンガ水道ビジョンをいただいてきました。これがなかなか優れものでありまして、ストーリーもさることながら、キャラがなかなか魅力的。登場キャラ(ヒール)のヘドローネ様のファンになっちゃいましたですよ(笑)。
 告知!IWA横浜ワークショップが2月2日、3日と開催されます。参加可能な方は是非どうぞ。

2012年01月15日

 東京都内で震災調査の案件やも結構な冷え込みになってきました。若干風邪気味になったりもしましたが、これから年度末に向けての最繁忙期、うかうか体調なんぞ崩しておれませんです(笑)。
 昨年末に執筆にかかわった水と水技術のNo14が近々に発売になります。いつもの技術士関連の模擬問題のほか、先般のアスパイヤへの参加記事等も書いておりますのでよろしければぜひ。(右の画像から楽天ブックスに飛べますが、発売までは画像がでないかも)
 また、水曜日には水環境学会の水環境懇話会で水道におけるキャパシティビルディングのあり方の議論に参加してきましたが、人材育成、水システム、経営はまさに三位一体の世界、到達点のイメージにはさほどの差はなかれども、何を基点とすればそれが達成できるのかについてはいろんな打ち手がありえて難しい、そのへんがキモだったかなと思います。

2012年01月08日

 オフィスアテにいただきました年賀状、受け取ったのが6日金曜日と遅くなってしまいましたので、お返事もなにも出せない状況、大変申し訳く思っております。年末前後からこちら、微妙にいろいろうまくいってない感じで、今日も鼻水をずるずるさせながら作業等をしている体たらくではありますが、忘年会シーズンをなんとか乗り切ったので、ここから年度末に向けて、頑張ってお仕事モードでやっていきまっしょい。

2012年01月01日

 あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願いいたします。

 新年ですから今年の抱負など。まずは現在進行中の業務を滞りなく進めることが最優先ですが、3年目にはなんとか技術社員の獲得に動きたいです。また、以前から取り組んでいる開発案件のめどをつけて実用化すること、これまで全く手をつけてなかった営業やプロモーションもちゃんと体制を作っていくこと、あたりが目標かな。

2011年12月25日

 ここのところ、今般の地震被害を逐一調べるという力仕事に関わってます。作業量が多くて大変ですが、今般の震災被害の公式記録を片っ端からすべてチェックするという経験は極めて貴重なノウハウをもたらしてくれそうで、結構、やってて楽しい部分もあります。作業しながら、「へぇぇ」とか「なるほど」とか「こりゃひどい」とか、ブツブツ言うので、おそらく傍目にはものすごく怪しいと思いますが(笑)。
 年内の更新は今日が最後です。多くの人にとってなんとも大変な一年だったと思いますが、歩みを止めることなく来年も、どんどん前へ進んでいきたいと思います。

2011年12月18日

 Japan-YWPの総会が17日に開催されたので、サポーターとして参加してきました。来年は国際大会等もたくさん企画されているようです。水業界・水ビジネスにあらたに関わってみようと思っている自称若手の方は、ぜひ、YWPに積極参加して欲しいと思います。
 今週は、水道協会雑誌に前職にいたころの仕事の論文が掲載されたのでちょっと感慨にひたっておりました。ふりかえってみれば、水と水技術の新年号の納稿があったり、数年前に執筆した総合技術監理の解説本の再販に向けての執筆依頼があったり、以前執筆にかかわった技術ハンドブックが完成したり、と、ここのところ、物書き系のイベントが多かったです。弊社の出版事業部(担当:自分)はそれなりにがんばってます(笑)。

2011年12月11日

 水環境学会企画の現場見学会で、周南市、北九州市のウォータープラザを見学にいってきました。日本の水技術で世界に売り込もうとする取り組みの志はおおいに賛同するところで、関係者各位の活躍を今後もウォッチし紹介していきたいところです。
 一方で、マーケティングの視点からはいろいろ思うところもあるのですが、まだまだ経営コンサルとしては修行中ですし、診断士試験も予想通りダメだったので、経営面における大胆な提言はもうしばらくは差し控えることにいたしましょう。

2011年12月04日

 先週は浄水技術研究会主催の報告会や千葉で報告会のほか、インタビューやら記事書きやら、出会いの多い一週間でした。そしてその締めが宴会となったわけであります。今週からは忘年会まっさかり、胃腸と肝臓、体重に気をつけて、繁忙期を乗り切っていきたいところです。

2011年11月27日

 岩手県盛岡市で開催された水道フォーラムに今年もいってきました。座長の小泉先生をはじめ、今回はパネリストに水道サポーター、すなわち一般住民からの参加をいただいたうえで、これからの水道の課題についての討議。本当の意味でユーザー代表と言える方に参加していただいて、全くシナリオなしの水平的な公開討議というのは非常に面白い機会でした。
 大変厚かましいことながら、めったにない機会だと思ったので、「水道のオーナーを一人挙げるとすると誰と思うか」について、パネリストの皆様(小泉先生まで!)全員に問いかけさせてもらいました。

 実は、水道における課題と一般に言われているもの...技術継承だとか職員の高齢化だとか耐震化だとかいろいろ...は、いずれも、「誰かがコストを負担する覚悟をもって一定の時間をかければ解決できる」問題です。
 水道の場合、議論している時間があるということは時間はまだなんとかなるということ。「誰が覚悟を提供するか」さえはっきりすれば、覚悟が金を引き出すので、事態は解決に向かって動きだす、というわけです。

 オーナーというのは、覚悟を「提供」する役割を担う人。私企業であれば株主が私財を投ずるという方法でその役割を果たします。では、公共水道の覚悟を提供する人はだれなのか。需要者は水道の将来に覚悟をもっている?政治家は水道に覚悟をもって接している?運営にかかわっている職員の皆様は?そういうことを問いかけてみたくて、あんな質問をしてみたのでありました。

2011年11月20日

 先週から今週にかけて、急にいろいろ打診が増えました。なるほど、今年度の発注がちょうど佳境に入る時期なんだろうななどと思う今日この頃です。公共系の事業は、国から市町村、外部団体までがそろって一年単位、同じタイミングの会計、決算発注サイクルで動いていくわけですが、これってサービスの調達の上ではすごい制約で、繁閑の波が一致してしまうために大きな機会ロスになっています。
 弊社の決算期はこのような考え方から5月末締めにしていますが、だからといって、業務のサイクルを自分よりにすることができるわけではなく、はやはり発注側、需要に引きずられるのは致し方ないところ。これをどうマネジメントしていくかが経営課題だななどと考えつつ、年度末の繁忙期に向けて一生懸命手を動かしております。

2011年11月13日

 急に寒くなってきました。12月を乗り切るためには11月をがんばっておくことが大事。弊社にとっては上半期は11月末なので、いろんな意味で区切りの時期です。もうひとふんばり、がんばりますかw

2011年11月06日

 我が家ではこの時期は誕生日やら結婚記念日やらが集中する一週間です。5年前には会社やめて独立してるなんて想像もしなかった...しかして、もしかしたら、どこかで覚悟はしていたのかもしれないな、なんて思う今日このごろです...なんて、秋っぽい感傷にすこしひたりつつ、日に日に日が短くなっていくなか、年度末に向けての段取りに追われてます。

2011年10月30日

 北九州市で開催された水道総会に行って来ました。総会に顔をだし、様々な製品の説明に耳を傾け、同時開催の国際シンポにも首をつっこんできました。あわせて旧知の皆さんとも会って旧交をあたためてきたのですよ。いろんな会社のそれぞれの戦略に触れる機会はいつも刺激的です。
 いろいろ段取りしておかなければならないところちょっと風邪気味なんで手はとまってますが、サイトの誤字、脱字の修正等の作業を進捗中。蝸牛のごとく、少しづつでも前進させないとね。

2011年10月23日

 ブログにもすこし書きましたが、21日に都道府県会館にて、全国水道企業団協議会、関東地区協議会主催の研究会で「水道事業体における技術継承と人材育成について」というテーマで講演とグループワークを執り行わせていただきました。今日的なテーマではありますが、どうしても、人材確保と育成が問題だ、研修が大事だ、でも人材は確保できないし研修では技能は十分に継承はできないし、OJTはちゃんとできてるのかよくわからないし...みたいな形でなかなか進まない、ではどうればいいか、そういった課題感と向き合うことができたと自分では思っております。宿題はこれからやります(笑)
 今週はさらに、日曜日に中小企業診断士試験を受験してまいりました。ちっとも受からないのが辛いところですが、今年もちょっとしんどいかな。紙面と時間に限りがあるなかで、出題者の用意した的に当てるのって、できる人にはできるけど、できない人には難事なのです。ぶっとんだ回答なら得意なんだけど...

2011年10月16日

 前職の直接の上司にあたる、日本上下水道設計株式会社の経営工学研究所の玉真さんから、新刊「管があぶない」を一冊いただきましたのでご紹介。管路の現状と基本的な知識について、上下水道双方を対象にデータを添えて紹介されております。ご興味があればどうぞ。
 ここのところ、五反田事務所に皆さんと飲んだり、沖縄から電話もらったり、静岡の方からメールをいただいたり、再来週の水道展の段取りで九州事務所訪問の段取りをしたりと、前職の皆さんと連絡をとる機会が多かったかな。秋深し 隣はナニヲ する人ぞ ですね。

2011年10月09日

 今週の写真にも掲載したとおり、第4回IWAアジア太平洋地域会議(IWA-ASPIRE)に参加してきました。取材が主たる目的であったために、内容を詳しく聞くというよりは様々なワークショップやセッションの様子を観察する、といったちょっと変わった関わり方ではありましたが、いろんな人に会うことができ、収穫は多かったです。当日のインプレッション等については次の次くらいの水と水技術に記事として書く予定ですので、そちらを読んでもらえるとうれしいです。
 ただ、なんせ4日間フルアテンドしてしまったので、そのぶんちょっと他の作業とかはオーバーフロー気味でミスも発生してしまいました。現在大反省中...orz。 

2011年10月02日

 水道施設は様々な構造材や部品で構成されています。各設備の特性によって保全性は大きく異なりますが、そこには一定の法則があります。このほど、その分析・整理方法をおおよそまとめましたので、これから様々な事業の維持管理体制や事業リスクの評価、に適用して、データやノウハウを蓄積していきたいと考えてます。経営診断のプロトコル開発もあとちょっとなんだけど、日常業務優先ですこし停滞しておりますな。
 今週はアスパイヤ。世界の風に触れてまいりますよ。記者としてw

2011年09月25日

 来月予定の全国水道企業団協議会関東地区協議会研修会の講演・研修内容の打ち合わせで、北千葉広域水道企業団様を訪問、浄水場や事務所を見学させていただきました。様々な外的脅威に立ち向かっている最前線の姿には感銘を覚えた次第です。
 その日はそのままJWRCの水道サロンに参加。テーマは水環境基本法、演者は嵐を呼ぶ漢、松井三郎先生。おかげで嵐の中、ぷち帰宅難民になってしまいました...って先生のせいにしたらいけないですな。

2011年09月18日

 月曜日は前日の水環境学会の関連イベントで仙台市の蒲生下水処理場の見学。金曜日の夜は帰りの新幹線に乗り遅れて友人に一宿の恩。土曜日は水を語る会でまた様々な出会いがあり、本日日曜日は中小企業診断士試験の模擬試験等うけておりました。合間合間にいろいろ作業を詰め込んで、今日も夜は更けていきます...
 あ、次号の「水と水技術」が届いたので宣伝もついでに。

2011年09月11日

 新年度発注案件の発注がお盆という山を超えて最初の山場を迎えつつあり、提案書作ったり契約書類取り交わしたりと、わたわたとしかしそれなりに楽しく過ごしております。
 土日は水環境学会で仙台へ。震災から半年というタイミングでもあり、テーマも震災の報告と対応にとったセッションが多く、ストックの受けたダメージについて思考を深める機会になりました。ただ、復興需要のおかげで、夜の町はバブルなみのご機嫌という声もちらほら、早速フローの方は機会を捉えているようではあります。
 今週は水道界の過去の出来事のデータベースの更新をやってもらいました。狸データベースのメンテナンスにもやっととりかかれそうです。リソースに制約がある中小企業にとっては繁閑管理は生命線。とりあえず、いかに自分という制約(ボトルネック)の稼働率を限界まで高めるかが経営課題ですが...人的投資により算出量を増やすことも考えたいところ。どっかに給料安くてもやる気が出て能力にあふれた若手が転がってないかしらんww

2011年09月04日

 京都でのCREST研究案件のサイトビジットやYWPのセミナー参加のほか、技術士試験をテーマにしたサイト「水道技術士への道しるべ」のシェルパのポチさんと久しぶりに飲んだり、と出会い系イベント(笑)の多い一週間でした。今週末は水環境学会ですし、いましばらくはさらに出会いの機会も多そうです。
 で、YWPのときに、なんかHPに掲載仕様とか盛り上がってたネタ...なんだったか忘れました(涙)のでやってません。さらに、携帯電話をなくしたとか言って大騒ぎしてたらクローゼットの奥の方から出てきました。以上、今週の恥かきでした。

2011年08月28日

 まだまだ残暑が続きますが、徐々に秋が近づいてきている感じがします。今週から来週にかけて、交流会的な飲み会や研究会等のイベントが続き、来週はほとんどでずっぱりです。昔お世話になった方とお会いして近況を伺ったりしてますと、月日の流れるのを感じますね。

2011年08月21日

 しばらく暑かったので少々体のダメージは蓄積気味ですが、夏休みは7月の前半に使ってしまったので盆休みは特になく、通常勤務です。夏がすぎればいよいよ本年度業務も本格化してきますので、けっぱっていきましょう。

2011年08月14日

 今週に入って本格的に真夏の暑さって感じになっております。世間は盆休みモードのようですが、すでに私は夏休みを使ってしまったんでお盆休みはなし。出張のない日は自宅で仕事をしているので、毎日ベランダに打ち水をするのが日課というところです。打ち水イベントのニュースとかを見ると、水道水を使わないことになんか意義を感じている人が多いようなんですが、遠慮せずばんばん使ってほしいなぁ、等と思う今日この頃です。
 社業では、水道事業の経営診断を行うためのユーティリティの開発がほぼ一巡し、デバッグ段階に入りました。あと少しで経営診断をできる体制が整いますので、ベータテストに参加してくださる事業体さんを募集します(笑)。

2011年08月07日

 出国やら出張やら出展やら出席やらといろいろこなしているうちに、今年も試験の季節がやって参りました。技術士試験を受験された皆様お疲れ様でした。私も受験昨年から技術士一次試験関連での執筆をやったりしてますが、次号からは少し取り上げる内容が変わります。こちらは誌上にて、乞うご期待。(まだ一文字も書いてないけどww)
 で、私自身も実は同じ日程で試験、相変わらず中小企業診断士試験うけてます。受かるまで何十年かかろうが受験は続ける予定(泣き笑い)。こちらは期待せずお待ちください。

2011年07月31日

 厚労省が事務局を務める東日本大震災の復旧・復興の連絡協議会が7月下旬に開催され、水道としての復興が一歩前進しました。提言をされた先生方にも取材したのですが、震災直後は政府が主導するとかと言って復興会議とかを作ったりしてたようですが、どうやら結局ほとんど実効性のある活動はなかったようで、結局は厚労省以下の実務者に丸投げみたいです。結局、政府主導ってなんだったんでしょう。
 週の後半から下水道展、京都で衛生工学研究会、同窓会×2といろいろ行ってきました。おかげでHPの更新も一日遅れです。

2011年07月24日

 時差ぼけには弱い方でして、昼間、特に午前中の一番いい時間帯にうっすら眠いのが大変仕事の効率を下げております。旅行による留守分に見ておいた猶予は全部不規則な睡眠で消費しちゃってるような感じです。来週から下水道展や京衛研等いろいろなイベントがお盆前まで続きますので、しばらくはその手のイベントにも首をつっこみつつ、生活パターンの矯正に取り組む形かなと...しかしねむい(現在お昼すぎ)

2011年07月17日(18日更新)

 先週から今週にかけて、オフで英国旅行にきています。出発初日に飛行機(BA)のトラブルで一日出国が遅れるという予想外の出来事がありましたが、その他は概ね順調。人気の LakeDistrict と Cotswolds をうろうろして、現地在住の友人に会い、今日は一日ロンドンを徘徊して、明日帰国です。
 英国は、日本目線でみると、「基準や金融やらの仕組みで世界に覇を唱える国」といった印象があるのですが、どうも、根っこはそんなに浅い話ではないようです。日本にはない「国そのものの設計思想」がしっかりしていて、それが醸しだす合理性がすべてを律している、そんな感じ。産業主義のオリジナルである英国と、劣化コピーに過ぎない我が国の、根本的な差、みたいなものを、そこかしこに....建物に、都市計画に、道路に、水道に、鉄道に、兵器に、感じました。
 外国を見聞して得るものは仕事、私事に関わらずいつも大きいです。

2011年07月10日(9日更新)

 水システム国際化研究会のワーキンググループの議論で、そろそろ次のメディアであるFacebookにも慣れておいたほうがよいね、という話になりましたので、とりあえずアカウント作成してみました。当面は使い方もよくわかんないのでそれほどインしないとは思いますが、まあ、こういうのって要は慣れなんで、まったりとやってみる予定です。
 さて、私事ながら、9日から19日まで日本を離れます。来週の週末はこのような事情から更新が19もしくは20日になります。どこへ行くかは...帰国後。

2011年07月03日

 電気の使用量の情報に一喜一憂と途上国みたいな状況のもと、暑い日々がもどってきました。不平不満もありながらも、まず節電協力に力をそそがれています。そのメンタリティの美しさと儚さを想う今日この頃です。
 一方で、上下水道の汚泥に放射性物質が集まっていることが社会に不安を与えています。これは、冷静に考えれば、自然に降り注いだ放射性物質が水を介して洗い流された結果で、要するに汚染された日本を綺麗にした代償。もっと積極的な支援があってしかるべきなんですが、そのことに感謝するような論調が皆目見られない。これはなんとも貧しいことだと思います。
 水道ビジョンやその類型業務の開始にあたっての概略診断の準備が大詰めを迎え、そしてなにより、来週から10日ほど日本を離れるので、その段取りもあってすこしの間タイトなスケジュールであります。

2011年06月26日

 先週にひき続いて、今週は開発業務を中心に作業。基本計画や水道ビジョン等を策定する前に、事業の概要や経営状態の把握を短時間で行うためのアプリの開発でありますな。なかなかまとまった時間がとれなかったので後回しになってましたが、いざ作業を始めてみると、だんだん形になっていくのが、開発業務の楽しいところです。
 今週はいろいろ会議やら打合せやら講演やらが予定に入ってるので、忙しい一週間になりそうです。

2011年06月19日

 昨日は水を語る会。地震防災の学術的な取り組みの歴史的経緯について学ぶことができました。科学的、計量的な手法によって地震被害を把握する取り組みが始まってからの40年の経緯についてのお話は、大変に示唆に富むものでありました。
 もうひとつ、今週は決算とあわせて新年度の事業計画を策定しました。中小民間企業の経営計画は、まず、来年の目標利益額+人件費額を決めて、その他の経費を見積もり、それを実現するために必要な売上を算出したうえで、どうやってそれを実現するのか具体的に考え、実際に手だてを講ずる、という手順になります。公共水道の経営計画とはちょっと違いますが、自分の取り分とどれだけ働けばいいかが完全にリンクしているので、どんな結果になったとしても納得感があるのがいいところです。
 昨年度の最大の反省は営業展開の不足。特に、決算及び事業計画策定作業をしていると、HPと人脈営業に頼っているくせに、HPへの手入れは怠るわ、PRはまともにしないわ、挙句の果てにいただいたメールが消えるわ、で、何一つ効果的な営業ができていないことに愕然です。ということで、手始めにHPの全面再構築を実施。「狸の水呑場」部分はデータも大きいのでまだ建設途中、しばらく時間がかかりますが、こんなデザインになる予定です。問い合わせフォームのテスにもなりますので、感想などいただければ大変うれしいです。

2011年06月12日

 弊社は6月1日が新年度なのではじめての決算等やっております。今回も正直よくわからないのが税金に関する処理手続きで、要するにトリッパグレのないように手続きが複雑化しているのが本当にストレス。ただでさえ支払いの対価としてのサービスの内容が見えにくい請求書ですからね。つーか、税負担の少ない人ほど受けているサービスが篤いようにすら見える...嗚呼(涙)。
 あと、お知らせとお詫びです。新年度に入った前後からHPに関するデータ等の調整をしていますが、メールフォームに不具合があり、新着が適切に表示されていなかったことに気づきました。メールをいただきながらお返事も御礼も申し上げなかった皆様、気づいた限りにおいてお返事を出させていただきました。不始末について深くお詫び申し上げます。

2011年06月05日

 節電に関する要求が高まる中、一般に15%、水道事業に対しても5%の節電が要求されることになりました。1時間単位で去年の最大の電力使用量と比較したうえで、1時間単位で最大100万円の罰金とか。やれやれ、事態に対して責任のある供給側は税金で支援するくせに、責任どころか被害を受けるユーザー側には罰金を課すのですか。神は死んだんだなぁ...
 と、このような世の中なので、いわゆるスマートグリッド(情報危機による制御等を利用した電力供給の緻密化による効率向上技術)等、電力の有効利用のための技術の注目度は否が応にも高まっているのですが、同様に、水についても、水版のスマートグリッドができないのか、なんて議論もちょくちょく出てます。

 で、教えてもらったのがこれ(写真右側)。

 金門製作所(Azbilグループ)のパルス発進式水道メーターですが、特筆すべきなのは、従来品と同じケーシング内に収まること、検知器部分を取り外し可能なことで、これにより、容易に従来型との交換ができ、コストも抑えられるようです。写真左の従来品とくらべても明らかに使い勝手がよさげです。ニーズあるところにビジネスあり。あとはこれを使った事例がでてくれば、水版のスマートグリッドの実現も近いのかもしれないですね。



備考・出典

  • 110615 テンプレの再構築作業にともない更新。

水と水道の写真(最新)

先週の出来事(最新)


備考・出典

  • 120527 全面更新。

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