水道技術経営情報 ![]() |
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各物質に関する情報をとりまとめたコーナーです。片っ端から集めた情報を載せる予定です。 水道への影響1)水質基準項目【監視項目】 0.002mg/L以下 2)毒性や障害腸からの吸収は遅いが毒性は強いそうです。高濃度のものに接触した場合に嘔吐,下痢,皮膚炎,気管支炎など,長期的摂取の場合に心臓,肝臓,腎臓障害など。 3)汚染原因
原水中に含まれることはめったにないですが,事故や工場排出,まれに地質由来のものもあるようです。 4)処理方法●水相からの除去技術
As(ヒ素)、Se(セレン)、(同族元素)の処理法と類似していて,共沈が可能な濁度があればこの方法が無難とのこと。このほか,石灰軟化,イオン交換法などが考えられるとのことでした。 ●土相からの溶出防止技術(森田様) 修論では三酸化アンチモン溶液、三塩化アンチモン溶液、アンチモン製錬工場周辺で採取した土壌から抽出した液、の三種類で限外濾過による分離実験を行いましたが、分画分子量1000においても濾過前、濾過後の溶液中濃度に顕著な差は見られませんでした。すなわち、アンチモンは溶液中ではイオン、または低分子数の分子として溶解しているようです。 その他いくつか除去方法を実験していますが、一番除去に効果があると思われたのは、水酸化カルシウムでした。アンチモンを含む土壌に石灰を加えると、アンチモンの土壌水中への溶出はかなり抑制されました。(銅で実用化されている方法だそうです)抑制のメカニズムを解明するまでには至りませんでしたが、pHや溶液中の共存イオンによって、一定の処理を行うことが可能のように思われます。 5)検出方法原子吸光光度計など。 特記事項砲金製製品にわずかに添加剤として含まれるらしい。調査が必要でしょうか... 【参考】 |
目次水道への影響 特記事項 備考・出典
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