水道技術経営情報
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用語集 や−よ ya yu yo

薬注(やくちゅう) Chemical Feeding

 化学薬品を注入することで,凝集剤や消毒剤のように,主として恒常的に液体の薬品を使用する場合に使用。

役物(やくもの)

 狭い,複雑な条件,など困難な施工条件下で管をつなぎ込むために使う異形管類などを指す。もとは屋根瓦の用語で,規格品でカバーできない間を埋めたりする特殊な瓦の意味が転じたものと思われる。パチンコ用語ではないかとの説もある?

有害化学物質(ゆうがいかがくぶっしつ) Hazardous Chemicals

 主として生物毒性がある、あるいは疑われる化学物質。

有効塩素(ゆうこうえんそ) Effective Chlorine

 消毒に一義的に有効な塩素で,遊離残留塩素のことを指す。

有効率(ゆうこうりつ) Effectiveness Ratio

 浄水場で生産された水のうち,有効に利用された水量。海外では漏水量が多いので,漏水率(=1−有効率)を指標とすることが多い。

有収率(ゆうしゅうりつ) Revenue Ratio

 日本国内での定義。浄水場で生産された水のうち,収益になった水量。有効に使用されていても収益にならない水とは,設備の清掃や管理に使用した水,メーターが検出しなかった水など。消火用水や噴水用水は通常料金を一般会計からもらっている。

 なお、海外ではやや定義が異なり、料金収入にならなかった水量がNon-revenue water ratio として重視される。違いは、料金踏み倒し分を含むか含まないかにある。

融通(ゆうずう) Accommodation

 提供を受けられる前提で提供すること。または,提供をする前提で提供を受けること。

誘導結合プラズマ発光分光分析計(ゆうどうけつごう−はっこうぶんこうぶんせきけい) ICP

 究極の炎色反応により,多数の元素を一斉分析できる装置。たくさんのサンプルが測れるが,たくさんのお金とたくさんのノウハウが必要。

遊離残留塩素(ゆうりざんりゅうえんそ) Free Residual Chlorine

 塩素,次亜塩素酸,次亜塩素酸イオンをひっくるめてこう呼ぶ。pHによって塩素の水中での形態が変わるため,このように面倒くさい言い方になる。これとクロラミンを合わせて全塩素という。

溶解度(ようかいど) Solubility

 水に溶解する度合い。難溶,可溶,易溶などと標記するが,その定義がよくわからないので友人に問い合わせたところ...(彼も自信はないようでしたが)

  • 難溶→微量しか溶けない。数mg/Lのオーダーまで。
  • 可溶→ある程度溶ける。数〜数十g/Lのオーダーくらいまで。
  • 易溶→どんどん溶ける。任意の割合で溶け合う。

用地(ようち) Site

 施設などを設置するために確保する土地のこと。しばしばトラブルや工期遅延の種になり,最悪の場合は計画事態が頓挫することもある。

用地取得(ようちしゅとく) Land Aquisition

 施設などを設置するために用地を確保すること。駆け引きのできない人間が担当だと、ここで海千山千に手玉にとられやすい。


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