| 水質 | Water quarity |
水道水質を中心に「水道にとってどうか」という視点で水質基準値，汚染原因，処理方法，関連情報などを取りまとめました。
水の性質
1) 基本的な水の性質
水とは何か。わかっているようでわかっていない、不思議な物質です。内容は不十分ですが、まずはこれから行ってみましょうか。
2) 水の状態の把握
水質を管理するうえで特に重要な概念について、細かい水質基準に入る前に、考えてみましょう。
- 水温 水の基本性状の一つ。
- 濁度（濁りの除去）と色度 水処理における最も基本的な指標。
- 防疫（水系伝染病の予防） 病源性の扱いについて。細菌類のほか，ウイルス，病原性原虫についても取り上げました。もう少し内容を整理する必要あり。
- 有機物汚染 「水が汚れている」ことを評価する指標とその意味。
- 栄養塩類 窒素とリンを管理する意味。特に窒素については環境中の栄養塩排出
- 硬度 ミネラルです。でも多すぎると腹をくだします。
- 腐食性（ランゲリア指数） 怪しげな名称はご容赦。
水質の現状
1) 水道水質の現状
水道水質の現状についてはこちらにまとめました。
2) その他の水質の現状
環境における水質やその他の水の質等について掲載するための場所（まだ場所のみｗ）
- 環境水の水質 各種の調査から。
水質項目各論
1) 生物と病原性
- 流芥物 保安上問題になるごみの類です。
- 水生生物 水中に生息する生物類について。
- 藻類 富栄養化などで増えるといろいろ厄介。
- クリプトスポリジウム 原虫の一種で下痢の原因。
- ミクロスポルジア 原虫の一種。日本ではまだ被害はありませんが米国で事例。
2) 化学物質による汚染
水道水を脅かすさまざまな水質上の問題について，カテゴリーごとに取り上げてみます。まずは、日常管理上重要な項目について。
3）水質基準項目各論
水質基準項目のうち，特に検出頻度が高かったり，特記事項のある項目については個別にページを作ってみました。（ホントは場当たり的に作っただけ）
- ヒ素 人類最古の毒物にして結構どこにでもある物質です。
- ホウ素 海淡など限られた条件でしか出ませんが，出たら厄介。
- フッ素 虫歯対策？危険物？議論沸騰。フッ素だけに。
- 六価クロム いまいち危険物なのかそれほどでもないのかわかんない．．．
- ダイオキシン 史上もっとも低い濃度の基準値を誇ります。
- フェノール類 毒性はほとんど心配ないけど塩素と反応して臭くなります。
- アンチモン レアメタルの一種。リンなんかと同属だそうで。
- 鉄 給水管の錆による赤水対応が多いです。
- マンガン 結構よく検出されます。除去法も確立してます。
- 鉛 給水管からの溶出が懸念されてますが−まあその程度。
- 塩素 塩素は塩の基〜？〜
- トリクロロエチレン・テトラクロロエチレン トリクレン・パークレンとも。
- 塩素酸 平成20年4月から追加されました。
- シアン 某社の地下水から出た事件を受けて作成。
- ホルムアルデヒド 千葉県で広域的な断水事件を受けて作成。
4）水質基準項目以外
水道水質基準にはカウントされていない項目ですが，気になるものについてもページを作ってあります。（これもホントは場当たり的）
- 硫化物 そのものはあんまり問題ないですが，流化水素などの原因に。
- バナジウム バナジウム天然水ってなんぞや？って思ったものでしらべました。
- アスベスト 水道水とアスベストについて。
- その他 未整理の情報を掲載する仮おき場です。いかにも手当たり次第ですねぇ。
水質の計測
各種の水質検査用装備や機器，検査室や設備を設計するための実際的な問題について、水道水質ハンドブックをベースに作成した検討書を元ねたに作成。除々に追記してきました。
1) 化学物質の性質
有害化学物質について心配な人は，まず，どのような有害化学物質についてチェックすべきかについて，以下のページを参考にしてください。ここで取り上げた水質項目には，水質基準に採用されていないものも網羅しています。
- 有害化学物質の性状 化学物質の情報サイトです。見慣れない項目がはここで。
2) 水質の計測
水質
水の性質
水質の現状
水質項目各論
水質項目各論
備考・出典
- 水道実務六法
- 水道施設設計指針
- 水道水質ハンドブック
- 上水試験法
- その他、口コミ（笑）
更新履歴
- 120526 テンプレ再構築にともない更新。
- 110616 テンプレの再構築作業にともない更新。
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